第14話
吾郎は、生前に、何千回と観たようつべ
や書物で見知った日本の作刀鍛治の知識と
西洋のナイフ鍛治の知識をプラノス神へと
情報パケットにして、送ってみた。
なんとなーく、それができるような気が
したので、とりあえずやってみた。
プラノス神が、小躍り♪♪しそうな勢い
で、狂喜乱舞している(汗)
情報の伝達は、無事できたようだ(汗)
「なあ!?こ!!この鍛造技術!!
これほどの鍛造技術!!
わしの弟子や素質あるかわいい信奉者へ
伝えても良いか?
頼む!!」
プラノス神に、ガチで頼み込まれた💧
掛け値なしの真摯な願いなのは判る。
神様の、ガチな、お願い(>人<;)ならば
断るわけにもいかんだろう(・ᴗ・`; )
吾郎は、変な勘違いさせぬように、気を
使いつつ、丁寧かつ柔らかな口調で言う。
「構いませんよ?その方が、神様も、腕を
競えましょうし、あの情報群には、秘伝
や口伝は、当然入ってませんから、作業
工程の中で、欠落や歯抜けな部分がある
はずですが、弟子や信奉者達と鍛刀する
なら、師弟であれこれ建設的に補い合い
切磋琢磨できましょ?」
(にっこり( ﹡・ᴗ・ )b )
吾郎は、プラノス神の頑固そうな目を、
まっすぐ見上げつつ、素直な気持ちのまま
応えた。
「おぬし…………
マジな話、人の世なぞ捨てて、神界でわし
の巫女にならぬか!!」
プラノス神は、辛抱堪らぬように悟郎へとそう口説いた。
プラノス神に、違う形で響いたようだ。
「なりません。
誰の嫁にもなるつもりは、ありません」
吾郎は、即座に断った。
当然である。
見てくれはともかく、中身は、いい歳の
おっさんなのである。何がかなしゅーて💦
ガチムチに西洋鍜治体型の髭もじゃもじゃ
なおっさんへ、嫁に行かにゃーならんの?
もっじゃもじゃやぞ?!
ヴィキータからも、威しが返ってくる?
だろうし^ " ^ ;
怖い😱💦
マジで怖い((((;゜Д゜)))
「ぇぇえ工エエェェ(´д`)ェェエエ工!!
すぐ断んなよ!!」
いや、断るよ?普通wwww
いく柱かの神々が、若干ホッ……と、
安堵している気がするが、気にするまい。
「まあ、いいか。これで良し♪♪
わし、神様じゃし、強権振りかざせば、
我が、ままよ」
ゴローの称号に、プラノス神最上位永世
巫女の称号が付与された(汗)
後々、わかったことだが、プラノス神は
神々にかなりの根回しと賄賂を流しこみ、
この件を目こぼししてもらっていた。
「あと、これはわしからの贈物じゃ。
うぬの、大小護り刀よ。一からわし自ら
吟味した大業物じゃから、抜かぬが最上
と思え」
(´・ω`・ )エッ??!なにそれー!
なんか?カッケーじゃん?
まさか草薙剣みたいに、うかつに見たら
SAN値ダダ下がりとかないよね💧
そんな物騒な御物は、要らんぞ。
「あの、うかつに抜いたら、発狂とか……
無いですよね??」
プラノス神は、ニッカリと笑い
「それは無い」
と、否定した。
ホッとする吾郎。
「では、御姿を拝見しても?」
と、また考えもせずに、小首を傾げて、
プラノス神に聞く。
免疫のない若き騎士団連中が、その仕草
の麗しさに中り、身悶えしている。
それに、中の人とだんちょーが、さらに
イライラをつのらせるという悪循環が続く
のであった。
The mazyo′O-n -最強最悪の魔女に何故か転生しちゃったおっさんが、ほのぼの過ごす話- 煙草のわかば @wacabatabaco
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