私が言わなくても他の皆さんが言及してくれている。
主人公が"かっこいい"。
強いだけではない。
優しいだけでもない。
残酷に徹することも出来る。
間違えることもある。間違えて、謙虚にそれを反省することもできる。
武力も権力も経済力も魅力も全てを手に入れたのに、より強く、より良くあろうとしてもがいている。
無能な王太子の役を演じたまま。
恩人(祖父)の為に。弟の為に。国王、王妃のために。つまり国のために。
自分が大切にしたいと思うもののために。
…ため"だけに"、なところはあるけれど…
分を弁えて、冷静にそれを"自覚"出来ているところがまた良い。
マキャベッリあたりが読んだら「You! めっちゃ名君じゃーん!?」とか言って褒め称えそう。
うーん、、。名作だ。と、思う。
皆さんはどうだろう?
私は今、この作品の更新が最も楽しみでならない。
転移、転生モノで多いのが実力を隠すパターン。
コレって頭が悪いんじゃ?と思うパターンが多いんです。
力を隠す=他者に侮られる=現代日本じゃないんだから秒で骨までしゃぶられる。国に目をつけられるとかも有るでしょうがソレをひっくり返せる力が在るのが『オレつええエエ〜』モノ。序盤はともかくメンタル弱い主人公だとイラって感じることが多い。
御注意を、以下ネタバレ含みます
この物語は王太子はその能力を隠しますが、別の姿でガシガシ能力を振います。時に貴族王族の冷徹さで誰でもを救わないで切り捨てる事も在る、貴族王族の立場で平民や弱者を守る事も在るというのもリアルで良いですね。行動に"王太子"として魂の思考が染み付いている彼が何処に向かうか楽しみです。
1000を越えるレビューで面白さはこれ以上なく語られていると思うので、レビューから入る人向けに記載。
更新頻度 高い。2~4回/週
1話文量 多い。なんちゃって少量文章毎日更新を◯ムチャとしたら、◯ッコロさんくらいの戦闘力数値。
1話内容 読み応えのある内容を上記頻度で出してくる。多分、連邦の白いかもしれないやつくらいの文闘力
作者性格 全コメントに回答を行うくらいに律儀。洒落にも理解のあるノリの良い対応力。
その他 導入部と言うことで最初は動きが出るまで多少待ちが必要。
だが、ノってくるとあっという間に最新話。
注意点 仕事の空き時間に読むのは止めましょう。君のパソコンのアクセスログに時間も含め綺麗に載ります。
ブラウザを開いたら速攻全文コピーして、メモ帳に貼り付けて閉じるのです。
そのメモ帳の文字の大きさを自身の可視可能に迄小さくして読めば、パッと見では分かりません。
みんな、仕事中は仕事に専念しようね!