おまけ:『物語』と坊ちゃんのその後
読まなくても全然支障がないただのおまけです。
●最初の物語について
一巻:日本から逃げだしてきたリディアとアデルが自分たちの生きてゆく世界を択ぶお話。魔王第五配下による襲撃。魔術研究と自衛手段を学ぶためにアデルのバルバディア入学が急遽決まる。
二巻:リディアが〈指輪〉を拾う。イルザークの旧知でバルバディア魔法薬学教師のメイヒューが指輪を狙ってリディアを襲う。第四配下を撃退、指輪を取る方法を捜すためバルバディア入学が特例許可され、イルザークはメイヒューの後釜に。
三巻:魔法学院編。一回生の前期。只人に対する風当たりの強さや自分の無力を痛感しつつ、貴族のお坊ちゃま(=ニコラ)やお嬢さま(=デイジー)とばちばちバトルする。魔法薬の違法売買、イルザークの弟子としての誇り。
四巻:一回生後期。エドマンドにねちねちいじめられる。第三配下と内通していたロロフィリカが女子生徒一人(=エウ)を生贄にして魔王を復活させる。
五巻:二回生前期。恋愛モード。リディアがギルバートに懸想する。第二配下のオネエ悪魔にアデルがめっちゃ気に入られて偏執的なアプローチを受ける。
六巻:二回生後期。ギルバートにふられる。トラクが王命を受けて魔王討伐のための騎士団を組織。作画コスト高い三人組や、切り札であるリディアとアデル、魔王の弟子であったイルザークやシュリカなども参加。
七巻:三回生前期。魔王軍、ベルティーナ王国東部侵攻。ヴェレッダ騎士団および魔王を封印した英雄一行が応戦。ゴラーナ大賢者と剣聖ザイロジウスの戦死
八巻:三回生後期。アデルが突如魔王軍に寝返り、さらにニコラ・ロウの裏切りが発覚。
九巻:四回生前期。魔王軍の拠点である冥界へ突入。ロロフィリカを殺害した直後のニコラと会敵し、ギルバートがニコラを斃す。
十巻:四回生後期。どうにかこうにか魔王を斃す。アデルも戻ってくる。なんやかんやで末長く暮らす。
●坊ちゃんのその後、バルバディア在学中
相変わらずリディアとバチバチ火花を散らし、アデルとはちょっと仲良くなる。
魔王軍第二配下のオネエ悪魔に見初められ求婚される。
アデルが魔王軍に行ってしまって超焦る。
なんやかんやあって魔王を斃すことに成功。
●バルバディア卒業後
エウフェーミアと結婚式を挙げる。
博士課程に進んで教員免許をとる。異世界研究を進めつつ、趣味で魔法バイクを開発する。
●就職
王都の学校で教鞭をとりつつ、トラク(王家)の呪い問題につきあう。死にかける。
無事王家の呪いを解呪したので、トラクの援助を受けて魔術学校を創設。シリウスとアデルを無理やり教員として勧誘。エウが保健室の先生。
なんやかんやと魔術学校のことが忙しく、タイミング悪くリディアとよく会っていたことで、エウがやきもちをやいてリディアの家に駆け込む。第一次離婚危機。
息子爆誕。
ある日突然家の前に「あなたの子です」という書きつけとともに赤ん坊が現れて第二次離婚危機。
経済的に困窮した無関係の一般女性が母親とわかり離婚回避。養護院に入れようとしたが、エウがそのまま育てると言いだして超ケンカになる。押し負けた。娘爆誕。
トラクの治世に只人差別禁止勅諭が発布される。
シリウスを看取った。
●隠居
魔力の多寡にかかわらず魔法を使うことができる魔導具を開発。めっちゃ売れてお金持ちになる。
息子が結婚して子ども生んでじじいになった。
魔導具の普及で魔法が廃れる。
只人の出生率が上がり、魔力をもつ人々が魔法族と呼ばれるようになる。
魔法史最後の戦いが起こる。主戦力は孫世代だったが、じじい一肌脱いだときに呪いを受ける。その呪いをエウが引き受けて、エウ永眠。ほか、兄を含む顔見知りの魔法使いの多くが戦死した。
●そののち
〈異邦の迷い子〉を保護したり、世のため人のために活動したりして長生きした。
15歳・20代・40代・じじいの姿を使い分けてだいぶ好き勝手に余生を過ごした。
孫には「あのスーパージジイまじで化け物」と言われている。
天海のくじら墜落の際、ひとり落下地点に残って大規模魔法を展開した。遺体は見つからなかった。
ニコラ・ロウの華麗なる悪役生活 天乃律 @amanokango
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます