第2話 行きたくない世界 ①

わたしは小さいころからよく見る夢があった。


真っ暗闇に私がいて電車が目の前を通り過ぎる。


爆音が鳴り響いていく。


1輪のピンクのお花が咲いている。


この夢の感覚がいつまでも消えなくて、

私は夢の中に永遠に取り残されてる。


この夢は不思議で、私が存在していないような感覚にさせられる。


私はこの世に居ない人間かと思わされる。


すごく恐ろしい。電車が通る度に怖い思いをする。


この世界から逃げ出したい。


たまに夢を思い出してその世界へ行ってしまう。

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脳みそ @caho0413

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