読んでいて、胸に迫り、泣きそうになり、ああわかる、私も同じこと思ってたけど言葉に残しておかなかったと思ったら、こんなにかわいらしくて一生懸命な言葉になってここに残っていた。作者さんの豊かで繊細な、それでいて誰も一人にしない優しさを感じます。
作者様の瑞々しくも、完成度の高い感性により、日常の一瞬や心の景色を絵画のように切り取っています。拝読して、まず言葉のリズムや美しさに好きになりました。そして、そこから浮かぶ景色のあざやかさに更に好きになりました。読まれる皆様にもそれぞれの感性ごとに見えるけしきがことなると思いますが、それはいずれも心地よいはずです。