わたしの秘密

秘密にしたいことというのは、往々にして、胸のどこかで知られたがっていることがあるように思います。
これが知られたらどうなるかしら、というきもちは、恐怖でもあり、期待でもあるかのようです。
もしそうした思いが形をとるとしたら、どうなるのでしょう。わたしの胸の中にも、姉さんがいるのかもしれません。
とても考えさせられましたし、最後の数行には「ぞくり」としました。