世界は愛に包まれる。枯れ木と呼ばれた少女は今、仲間と共に革命する!

枯れ木と呼ばれ蔑まれてきたシエラ。
その呼称は、彼女の容姿が関係していた。

故郷の人々と違う容姿を持つがゆえ、石を投げられることも。

それでも彼女自身を見てくれたのは、孤児院で共に過ごす家族だった。

愛情深く、子どもたちを見守り育てるユリミエラ。
シエラの兄貴分で、真っ直ぐな明るさを持つユーリ。
そして、孤児の子どもたち。

木から生まれたと噂される少女は、それでも幸せな毎日を過ごしていた。

そんな日々に、波紋が浮かぶ。

盗賊により、家族が拐われてしまったのだ。
助けを求めるため、ユリミエラに逃がされたシエラとユーリ。
ユリミエラの指示で向かった先にいたのは───?



これは、壮大な革命史。

人を傷つけることを嫌う、優しい少女の大活躍。
希望と絶望の先にあるのは、光か闇か。
幾つもの出逢いを経て、少女と仲間は誰も知らない進化を遂げる。

最後まで、手に汗握り、幸せを願わずにはいられない。
そんな、光を目指す戦いの物語。

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