魅力的なキャラクターを描かせると、ホント上手い宇部 松清先生。
本作品を拝読中に、私の宇部 松清先生の評価は、『いつ書籍化されても不思議ではない』から『むしろ書籍化されていないことがカクヨム七不思議の一つ』へと格上げされました。
将棋のアマチュア強豪で喩えると、『プロ棋士と10戦したら6勝4敗するレベル』ですね。
なお、将棋でアマチュアがプロ棋士編入試験を受けるには、プロの公式戦で10勝以上かつ良いとこ取りで勝率6割5分以上が必要となります。
宇部 松清様の小説界での立ち位置は、まさに『プロに勝ち越せるけれど、プロにはなれていない』アマチュア強豪といったところ。
予言しましょう。
宇部 松清様が今のような調子、ペースで作品を発表され続けるならば、早ければ今年中、遅くとも3年以内には書籍化デビューされるでしょう☆
これは過大評価ではありません。むしろ過小評価。将棋界で言えば、木村一基九段(プロ棋士になったのは、確か23歳と遅かったものの、後にタイトル『王位』を獲得。『中年の星』と言われた)的なイメージかな?
閑話休題。
本作の魅力をいくつかあげてみましょう。➀ヒロインが可愛い♡ 小動物系の愛玩ヒロインです。もすっ!
ナチュラルにボケ倒すので、心の中で、思いっきりツッコんでやって下さい♪
②ヒロインの片想いの相手方は、落ち着いた雅な殿方。但し、恋愛面に関しては、相当なポンコツです♪
私、がさつな人は男女問わず好きではないので、その点でもヒロインに共感が持てます。
③軍師様のキャラクターが超強烈に個性的です☆ こんな子見たことない!
メインはこの3人ですが、一瞬しか登場しないキャラクターも、大いに魅力的で、かつ、良い仕事をしてくれます。すげぇぜ!
④他の方も書かれている通り、本作にはとんでもない仕掛けが隠されております。私もそれで、松清先生の評価を上方修正しました☆
本作、宇部 松清先生の実力が遺憾なく発揮されておりますので、是非ご覧になって驚かされて下さい☆
ただのラブコメだと思ってたら、度肝を抜かれるよ、きっと☆彡
とにかく主人公の木綿ちゃんがかわいいです。
この木綿ちゃん、ほんわかした性格でボケボケしてます。
そんな彼女をサポートするのが女子力高い大親友トンちゃんこと富田林千秋ちゃんです。
このトンちゃん、料理に手芸など女子力満載。ぼけかわいい木綿ちゃんを指南書(ただし、恋愛漫画)片手に強力サポート!
なにしろ木綿ちゃんほんわかしてますからね、お相手の柘植くんに近づこうにもお友達?って感じなのですよ。本人的には頑張ってるんですけどね。どうやら恋愛なるものをどうしてよいのかわからないようです。
が、しっかりしてるトンちゃんとそこが相性がよく、二人の会話を見ていると笑いをこらえることができません。この二人はとても仲がいいんです。
しかし、この恋愛軍師ただ者ではありません。軍師と言えば主に創作物の中で出てくる役職で、三国志の孔明とかが有名ですね。孔明といえば大胆な策が有名ですが、味方が巻き込まれることでも有名だったりします。そしてこの恋愛軍師、木綿ちゃんにも容赦ないです。いい意味で。そして孔明の罠のようにびっくりする罠があったりします。
ええ、おかげで最後はわくわく……もといハラハラしながら読んでました!
とても楽しい物語です。完結しましたが、セカンドシーズンがあるなら読んでみたいですね!
この軍師にかかったらひとたまりもないですよ。
取り澄ましたクールな公家くんと、落ち着きのないもめんちゃん。
二人の共通点は「手に負えない天然」「アホみたいに間が悪い」の2点。
いや、これ……たったの二つだけど絶望的な奴では?
その絶望を希望に変えるのが天才軍師トンちゃん!
可愛いんだかキモいんだか、間が良いんだか悪いんだか、さっぱりわからないけど、なにしろこの軍師がいい仕事してくれます。
どんな仕事するかって、そりゃここで書いたらあかんでしょ。
もはやコメディの女王の異名を持つ(というか私が名付けた)作者に翻弄されながら、腹筋崩壊するまでお楽しみください。
ちょっとのんびりで天然なヒロイン、木綿(ゆう)ちゃんが、気になる男の子、柘植くんとの距離を縮めるために、親友のトンちゃんを軍師として頑張るお話、なのですが……。
木綿ちゃんが、ほんとに可愛い!
ちょっと(かなり?)天然で、でも、とってもいい子で……。応援したくなること間違いなしのヒロインです!( *´艸`)
そして、そんな木綿ちゃんをサポートするトンちゃんは、とっても頼りになる、まさに軍師様です!
というかトンちゃん、自分が一番楽しんでるでしょ……。と、ツッコみたくなります(笑)
木綿ちゃんが気になるクラスメイト・柘植君は一見、クールに見えますけれども、柘植君視点の話を読むと……?( *´艸`)
きゅんきゅんによによがとまらない、可愛くてほのぼのする恋物語、読めばハマらずにはいられません!
ぜひぜひどうぞ! おすすめです!(≧▽≦)
ごく普通……よりもちょっとだけ、いえかなーり天然ぎみな高校生、蓼沼木綿(たでぬまゆう)。愛称はもめんちゃん。
彼女の恋する相手は、同じクラスの公家顔クール男子、柘植くん。もちろん、好きな相手とは、もっとお近づきになりたい、付き合いたいと思うもの。だけど、何をどうしたらいいのかなんてさっぱりわかりません。
だけど、そんな木綿ちゃんには強ーい味方がいました。大親友の富田林千秋こと、通称トンちゃん。
自称恋愛軍師のトンちゃんのアドバイスを受け、様々な作戦を決行する木綿ちゃん。その姿がとにかく可愛くて、柘植くんとの間に何かあるたび、見ているこっちまではしゃいでしまいます。これは、トンちゃんが恋愛軍師を買って出る気持ちもわかります。
こんな調子で物語は進んでいくのですが、中盤、あっと驚く意外な事実が?
恋愛スキルゼロの女の子と、それを応援する親友。恋の相手の、公家顔イケメン。揃って個性的な三人が織り成す恋愛戦線は、どんな結末を迎えるのでしょう。
クラスのクール男子、柘植君に恋をする女の子、木綿ちゃん。何とかして両想いになりたいのに、木綿ちゃんってばちょっぴり……いえ、けっこうガッツリドジな所があって、普通にやっていたら上手くアプローチできるかどうか。
しかし、一人で上手くいかないなら、誰かの力を借りれば良いのです!
木綿ちゃんの恋を応援するのが、親友のトンちゃん。
このトンちゃんというのがとにかく切れ者で、木綿ちゃんの恋を成就させようと様々な作戦を考えてくれます。ダメ出しやツッコミをしながら、サポートしてくれるトンちゃんとのやり取りは、読んでいて大変微笑ましい。
木綿ちゃん、良い友達に恵まれて幸せですよ。
そしてこの作品。読み進めていくとビックリする仕掛けがありました。
ネタバレになるので何があるかは言えませんけど、気になる人は是非本編を読んでいってください。
二人三脚で頑張って、恋を成就させましょう!
高校生の男女による恋愛もの……ではあるのですが。
が!
やー、すごい(笑)
少女漫画にありそうなラブコメっていうんですかね。まずキャラが最高です。素敵です。話数が進むにつれて、素敵さが加速して、もう応援ハート乱舞ですわ。ぎゃああ!!!(爆笑)
いや、キャー♡♡ もあるんですよ。無自覚の「キャーΣ(゚∀゚ノ)ノキャー」ていう胸キュンのお約束もバッチリです。そっちもあります。そっちもあるけど、笑いもぐいぐいくるんで大変ですよ、読者は。どうしてくれるんだ(褒めてます)。
天然で応援したくなる主人公木綿ちゃんと、冷静沈着でホラー映画好き、あまりクラスでも目立たない男子……かと思いきや、おいおい、もしかしてすごくいい男なんじゃね? ナチュラルたらしだろ?? という柘植くん。
この二人の恋路を応援する、恋愛軍師こと木綿ちゃんの親友トンちゃん。
このトンちゃんが、まあ、すごい子です。友だちに欲しいようで欲しくない、ようでやっぱり欲しい、すんごいキャラインパクトのある素敵な子です。おかん的な立場ですが、さすが軍師だけあってくせ者です。
さて。まだまだ恋が動き始めたばかりの本作。いったい結末はいかに!?
楽しみでなりません。おすすめです。