「アオハル」は、オゴソカに、向こう岸へと置いてきました。

今までは、何の責任もなかった俺達。

けれど「就職した」という人生の中でも長い旅路の中では、もう無責任だなんていられない。

そんなことは、腐れ縁の様に付き合ってきた素敵な野郎どもも、さながらにして感じている。

それまでは好き勝手に生きてきたオレ達だが、就職したからには上司だとかお偉いさんだとかに、この頭を理不尽なまでに頭を下げて生きていかなきゃならない。

だからこれは……今日のこの日ばかりは、羽目を外せる最後の日なのだ。

その他のおすすめレビュー

天宮丹生都さんの他のおすすめレビュー13