概要
理想なんて必要なかった
少子化を止めるべく政府が考案した『結婚確定マッチング』。プロフィールから相手を選べば必ず結婚できるというもので、そんな夢のような企画に魅了された俺はすぐ使用してしまう。数多くの女性の中から理想の相手(二十四歳)を選び結婚が確定されたのだが、対面当日希望に満ちる俺が玄関を開けると、そこには十八歳の女の子の姿が……。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!断ることのできない婚活、理想とかけ離れていたら、あなたならどうする……
結婚できずに独身のまま、生涯を終える人々の多いことが危惧され、出逢いを政府が管理するようになった昨今。
この物語の主人公は、結婚願望が強く、結婚して家族ができることを熱望していた。そして、手を出したのが、この政府が管理するこの政策だった。
理想の条件を入力し、該当する女性を選ぶ。政府を経由して申し込み、その相手に受理されれば、結婚しなければならないのである。
さて、この主人公の申し込みも、相手に受理され、もう、翌日に逢いにくるという。
理想の女性の登場をワクワクしながら待っていたが、やってきたのは……?
これ以上書くと、物語のおもしろみを削いでしまうので、ここから先は、読んで…続きを読む