お勧めの作品です

  • ★★★ Excellent!!!

 これは運命の出会いか、はたまた呪われた出会いか。
八歳のアシュリンは、ぼろ布を纏う龍族の少年、サミュエルと邂逅した。
死に瀕していた彼を、彼女は看病した。
その甲斐あって、彼は元気になった。
お礼に不思議な輝きを放つ石を彼女に贈り、彼は去って行った。

 時は進み、十六歳になったアシュリンはすでに両親を亡くし、自力で生きていた。
仕事に疲れて深く眠りについていた彼女であったが、気が付くと己が劫火に包まれていた。
逃走しようにも、もう彼女にそのような力は残されていなかった。
生を手放した彼女を救ってくれたのは、彼、サミュエルであった。

 これから二人の織り成す物語は、一体どのようなものになるのだろうか。
また龍と人間の軋轢がどんなものなのかも非常に気になる。
気になった方は、ぜひ読んでみては如何だろうか。

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