淡白に濃い人生観

連休の中、通知に名前があったからこちらも読みました。
あなたの小説を読むと、登場人物は濃いけど、そこには普通のことしかない、という印象を受けました。日本人は教育と大衆性のせいか極端な思考になりがちですが、あなたからはそれを感じません。ストレスなく読めます。
小説の中で印象に残ったのは鬱病の話です。短い文でも、病に対しての理解があることがわかって感心しました。私は、(個人差はありますが)辛いのは鬱病だからではないということが知れ渡れば、なんて思っています。