概要
生きるのに疲れたときに読みたい日本昔話を現代ファンタジー風に描きました
災害で妻と子供を失った男が、自分の不遇を嘆き死を意識していた。そんなおり、節分の日に、死んだ子供の作った鬼の面を付け、「鬼はウチ」と豆まきをしていたら、本当に鬼たちがウチにやってきて、鬼と酒盛りを始めた。その楽しさの中、来年も来るからと言う鬼達のおかげで、ささやかながら生きる楽しさを見いだした男は、少しだけ前向きに行き始める…日本昔話の節分の鬼をベースに書いた大人用の童話です。
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