─   登場人物紹介   ─


 飛ばしても大丈夫です!キャラ設定になります。









ルイ 【剣聖帝】【罪蝕者】


 母譲りの綺麗な銀髪、父譲りの金眼をした顔立ちの良い青年。


 目標を決めかね、悩んでいた時にであった【ガルドフ商会】によって知識を深める為、また、様々な世界を渡り様々な人々と交流するために商人を志した少年。

 天職の儀式では天職を得られず、商人という道だけでなく別の道すらも示されなかった事で心を乱した。

 だが、ガルドフの計らいでフィーリアと幻装と契約し後天性天職を得るための稽古をつけて貰えることに。


 彼の天職【   くうはく】は実は【剣聖帝・・・】という名前だと師匠であるフィーリアとの稽古の最中判明。


 長い時を白い空間で過ごし、寝る間も惜しんで天職の力を理解していった。


 師匠は世界最強と名高い十二幻将フィーリアであるが、それを他言する事は禁止されている。


 フィーリアとの稽古・修行の最終目的として彼女の唯一契約できなかった幻装【七罪ノ剣セブン・シンズ】との契約に臨み、見事契約して後天性天職【罪蝕者】を会得してみせたが、本人は話を聞いていただけでなぜ契約できたのか理解していない。



【スキル・魔法】


 〈剣ノ聖法〉聖剣ノセイントブレイドの後に付随するもので効果が変わる。聖法は全て聖属性である。


 ・〈聖剣ノ盾セイントブレイド・プロテクト〉魔力で造り出した聖剣を円の様に並べて攻撃を防ぐ聖法。

 ・〈聖剣ノ雨セイントブレイド・レイン〉魔力を天へと飛ばし、上空で小型の聖剣を生成。それを幾重にも降らせる。

 ・〈聖剣ノ天撃セイントブレイド・サテライト〉魔力を天へと飛ばし、上空で圧縮させ、その圧縮させた膨大な聖のエネルギーを真下へと叩きつける。放出されるエネルギーは巨大な剣の切っ先が地面へと落ちるような見た目。登場聖法で今のところ一番威力の高いもの。



 〈剣ノ魔法〉魔剣ノイヴィルブレイドの後に付随するもので効果が変わる。魔法は聖法とは違い、火・水・風・地・雷・闇といった複数の属性を自身で選択して行使できる。普通は才能の良し悪しがあるが天職によってそれは変わる。


 ・〈魔剣ノ盾イヴィルブレイド・プロテクト〉魔力で造り出した魔剣を円の様に並べて攻撃を防ぐ魔法。属性相性を考え活用する事で様々な攻撃に対応できる。

 ・〈魔剣ノ雨イヴィルブレイド・レイン〉魔力を天へと飛ばし、上空で様々な属性の小型魔剣を生成。それを幾重にも降らせる。



 〈神聖剣〉聖法の力を宿す聖剣を作成する能力。このスキルで造り出した聖剣は生身の武器とも打ち合える。また、〈剣ノ聖法〉の威力を僅かに上げる。(聖法だけで生み出した剣では打ち合えないし握れない)正確に能力などをイメージすれば強力なものを生み出せ、尚且つ名付けする事で同じ性能のものを呼び出すことが出来る。


 ・神聖剣エルピス 希望を冠した神聖剣。アペルピシアの能力が発動した際に召喚可能。アペルピシアに付与された強化と同様のものをエルピスにも与える。(ただのアペルピシアのコピー品の様なもの)



 〈魔帝剣〉魔法の力を宿す魔剣を作成する能力。このスキルで造り出した魔剣は生身の武器とも打ち合える。また、〈剣ノ魔法〉の威力を僅かに上げる。(魔法だけで生み出した剣では打ち合えないし握れない)正確に能力などをイメージすれば強力なものを生み出せ、尚且つ名付けする事で同じ性能のものを呼び出すことが出来る。


 ・魔帝剣アペルピシア 絶望を冠した魔帝剣。主に降りかかる絶望が存在するときに召喚可能。それを一度だけ打ち消し、その絶望の大きさに応じて力を上昇させる。



 〈聖帝剣〉聖剣と魔剣を合成、強力な剣を生み出す能力。これは合成でしか生み出せず、必ずしも良いものが出来るとは限らない。また、その合成もイメージによって性能が大きく変わる。


 ・聖帝剣アステル・ウラヌス 星・天、を冠した聖帝剣。アペルピシア、エルピスを媒体に降臨させることが出来る。


  専用スキル〈星屑乃涙ホシクズノナミダ〉アペルピシアとエルピスの強化を重ね合わせた威力の星屑の光を幾重にも分けて敵へと撃ち出す。



【幻装】


七罪ノ剣セブン・シンズ


 真っ黒な片手直剣の柄に七つの意志が均等に埋め込まれている。柄はそのため少し長めの造りとなってる。


 師匠フィーリアが唯一契約できなかった幻装。そして、ルイが契約した幻装。

 幻装には人格が宿るものもあるとされているが、この剣のように複数の人格は極稀である。フィーリアの所持しているもので言うと【轟吼ノ滅龍剣グラム・バルムンク】ぐらいだとか。



 ・ルシファー 剣に宿る【傲慢】の人格。主に使える執事の様な従順さと他の人格のリーダーの様な女性。髪は白く、体つきはスレンダーである。キリっとした話し方。


 ・サタン 剣に宿る【憤怒】の人格。黒髪をオールバックにした男。ルシファーの様にまとめる役割もこなすため副リーダーのような立ち位置になっている。眉間には常に皺がよっているものの、怒鳴るような怒りでは無く、常に静かな怒りを灯している。明らか口調がかの傲慢にしか見えないのは気のせいだと思いたい。


 ・アスモデウス 剣に宿る【色欲】の人格。紫色の波打った髪が特徴的な女性。ルシファーとは正反対の身体付きで主に対してのみ色欲を働かせる。ふわふわとした話か方。


 ・マモン 剣に宿る【強欲】の人格。赤髪を腰辺りまで伸ばした漢。常にマスターと拳で語り合おうとする。性格だけ見てしまえばコイツが憤怒なのでは?とはルイの思考である。


 ・レヴィアタン 剣に宿る【嫉妬】の人格。蒼髪をボブにした少女。他の人格がマスターと楽しそうにしていると横から「ずるいずるい!」と言って割り込んでくる。


 ・ベルゼブブ 剣に宿る【暴食】の人格。橙色の髪をショートにした少年。常にお腹が空いており、食べることが好き。人格たちとの暮らしでは彼が料理するらしい。(人格たちも白い世界で生活している)。マスターを見付けると一緒にご飯を食べたがる。


 ・ベルフェゴール 剣に宿る【怠惰】の人格。だらしなく伸びた髪を魔法かなにかで操り布団にしてその上でだらだら過ごしながら空中に浮く女性。彼女の足が地に着くことは滅多にないらしい。



────────────────



ゼノン


 紅い髪に金眼の男性。


 ルイの父親。かつては名のある冒険者だった。

 その当時、妻であるへレスやルイがお世話になるガルドフ等と知り合った。


【幻装】


 蒼虎ソウコ 蒼い刀。水を操り斬撃などを飛ばすことが出来る。



────────────────



へレス


 幻想的な銀色の髪に蒼い目をした女性。

 その美貌は婚前、様々な男に求婚される程。


 ルイの母親。彼女は冒険者時代の父と出会って様々な経験の末、結婚した。


【幻装】


 ??? 詳細不明。彼女の髪と同じく白銀に煌めいた細剣。



────────────────



ルビィ


 ルイの幼馴染みの少女。強気な少女。また、心変わりが激しい。魔法使いを目指したといった数日後には剣士を目指す、といった具合。



────────────────



カズハ


 黒髪ポニーテールの少女。東方に伝わる着物を愛用して着ている。


 中商会ギルド【ガルドフ商会】から大商会ギルド【幻狼の瞳】へと生まれ変わった頃にルイの貢献度を知った他の商会から刺客が来る事を危惧してガルドフがルイの護衛として雇った女性。


 ルイと同い年であるにも関わらずその実力は、まだ天職を授かっていない状態で並みの天職を持つ者を一方的に屠れるほどに強い。


 ある事件からルイの従者の様な事まで熟すようになった。



────────────────



カレン・アストレア 【勇者】


 セインテスタ王国、アストレア伯爵家の長女。

 小さき頃から剣士を志していた。その結果か、巷では剣姫などとも呼ばれており彼女が勇者になったのは必然だと誰もが言った。



────────────────



フィーリア 【        くうはく】【十二幻将】


 ルイと同じく無職と儀式で明かされた者。

 だが、彼女に何かしらの声が聞こえたのか、それとも諦めずに力を求めたからなのか、誰も抜いた事のない伝説の【龍剣】を抜いた。

 それから何かに誘われるように、更なる力を求めて多重契約の難しい幻装と契約していき果てには総数十二もの幻装を得た。

 これまでの人生で契約できなかったのは幻装【七罪ノ剣セブン・シンズ】である。これは幻装が六つだった頃に契約したが無理だった。

 彼女が十二で留めたのはこれが契約できる限界だと理解したからだという。


【幻装】


轟吼ノ滅龍剣グラム・バルムンク 左太ももに紅い竜と蒼い竜が絡まった幻痕を宿す。彼女の身の長け程ある赤と青の入り混じった大剣。顕現させると主の背中から赤と青の翼を生やす。


 ・専用スキル〈双咆哮ツヴァイ・ドラグカノン〉 切っ先から溢れる龍のブレスを思わせる赤と青の奔流を放つ。


 ・専用スキル〈分裂〉 赤と青の大剣を赤の片手直剣・青の片手直剣へと分裂させる。


 ・専用スキル〈龍化〉 もとより生えていた龍翼は更に大きく、腕は肩にまで龍鱗、頭からは日本の角が生える。龍と同化した事により圧倒的な力をその身に宿す。圧倒的力を得るが魔力消費も馬鹿にならない。


  ・龍化時専用スキル〈龍ノ咆哮ドラゴン・ブレス〉 龍へと化した自身の口から放出する紅と蒼の奔流。



最愛殺シノ銀鎗ブリュン・ヒルデ 好意を持つ相手に対して突出した殺傷力を誇る珍しい性能の白銀に煌めく鎗型の幻装。



必滅ノ紅棘槍ゲイ・ボルグ 投げれば敵と定めたものを徹底的に同時に殺し尽くす様に枝分かれし、穿てば鎗の半ばから新たな槍が生まれ、敵を内側から確実に殺す。避けられても新たに出てきた槍で穿たれる必殺の槍。明かされてはいないが使用には制限がある。



────────────────


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【商人】になれなかった商人 明けの兎 @Daybreak-Lapin

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ