「かつて神を殺した男がいた」からの「無欲ゆえに手柄を取られ、歴史に名を残さなかった」おじさんが活躍するなんて嫌いな人はいないでしょう。
主人公が圧倒的にチートで強いわけではなく、衰えた部分もありつつそれでも他を凌ぐ腕を持っているというのが彼の人間味を深めていて共感しやすいポイントでした。
また弟子たちが個性的で可愛いですね。
彼らに振り回されながら師をする姿と戦闘時の姿と主人公の切り替えの見事さも鮮やかです。
文章のテンポよし、1話の長さも短めときているのでするすると読み進められます。
通勤通学、ちょっとした休憩時間にも読めますので、未読の方は是非読んでみてください。