彼らが走り過ぎていく風を感じる、そんな物語

これほどのドラマが6,000字以内?
嘘だと思うほど、目一杯の青春が詰め込まれていました。彼らと一緒になって風を感じました。

全体的に文章も読みやすく、想像される情景や疾走感は映像化にも向いているのではないでしょうか。

追いかける背中、走る理由、自分という在り方。

高校から大学にかけての、その年齢だから感じられる爽やかな青さは、どこか懐かしさすらあります。

自分はワタリドリの歌詞を知らないのですが、このお話を読んだことによって逆にそちらを調べてみたくなりました。