静かに行われる小さな敵との大きな戦い

”クラウド”と呼ばれる存在と絶望的な戦いを強いられている世界を描いたSFです。
この”クラウド”という存在、最小単位では微生物として人類に感染、集まれば戦闘兵器のように人類を排除してくる厄介さ。まさに雲と戦うがごとしです。

そんな戦いを、綿密な世界観設定や兵器設定の下、登場人物の焦りや不安を感じる丁寧な文章で描かれています。

SFに興味ある方にはおススメの作品です!

その他のおすすめレビュー

青木のうさんの他のおすすめレビュー67