1100年の歌をより身近に

古今和歌集の歌を分かりやすく解説されています
905年頃成立の古今和歌集は和歌の基本を定めた歌集として重要です

春には花を愛で
秋には月を楽しむ

誰もが一度は感じたことのある心でしょう
この心は古今和歌集につながっています
花や月を見る心は1100年近い息吹があります
実は意識されないだけで和歌の心は令和にも根付いているのです

それらの和歌に解説がされています
とくに恋歌の解説が情緒豊かで美しいです
解説が歌に絵巻をそえているといえるでしょう

古典文学は楽しむ人がいてはじめて再生します
この作品は過去の世界への橋のひとつになると思います