狂人の正論、あるいは、常人の極論

2024

終わりの続き

　こんにちは。

　初めまして。

　お久しぶりです。

　初見の方に簡単にご説明すると、この作品は私の処女長編です。

　私は二作長編を書きましたが、もう一作は公開することはもうありません。

　これからは短編に注力していくので、カクヨムでは唯一の長編となるでしょう。

　拙作を読み返そうと努力したのですが、赤裸々に語り過ぎていて、恥ずかしく何度もギブアップしました。

　当時の私はよく書いたなあと本当に感心してしまいます。

　とてつもない熱量を感じました。

　それがマイナスの感情であっても、自分の中にここまでの情動がかつてあったことに驚きを禁じ得ません。

　あとがき（現在非公開）にて話の締め方について謝罪をしました。

　多くの読者の方が納得がいかない微妙なエンドだったのでしょう。

　率直な言葉もいただきました。

　やはり何度も書き直そうと努力しましたが、駄目でした。

　改めて「あれ」しか今でも考えられません。

　なぜなら当時から「その後」の物語の構想があったからです。

　あれから四年。

　もう四年です。

　ようやく「その後」を形に出来ました。

　明日、公開します。

　やはり自分勝手で自己満足なものです。

　ますます跡を濁してしまうかもしれません。

　しかし私は自信をもって、世に送り出したいと思います。

　とうに忘れられた書き端の続きの一片です。

　よければ覗いていってください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2024/9/13

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨宮　隅