概要
打率わずか2割。異色の1番バッター安達弾が誕生するまでの物語
5歳の頃から実家のバッティングセンターで毎日バットを振っていた安達少年。近所に野球チームがなかったばかりにチームに所属することもなく、中学3年生までの10年間、ひたすらバッティングの技術だけが向上していった。そんな中、ひょんなことから高校野球のチームにスカウトされた安達は、甲子園を目指して仲間と共に戦っていく。
1番バッターでありながら打率はわずか2割。異色のプロ野球選手安達弾がいかにして誕生したかを描いていく物語です。
1番バッターでありながら打率はわずか2割。異色のプロ野球選手安達弾がいかにして誕生したかを描いていく物語です。
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!切り替わる視点で覗く心中、心理戦(?)も楽しい野球モノ!
バッティングセンターで生まれ育ち、野球未経験のまま打撃技術を磨き上げた少年。
ひょんなことから高校野球の監督にスカウトされた彼は、「野球」を学びつつチームメイトと甲子園を目指すことに。
チームメイトやライバル校選手にも視点が頻繁に移り変わるのは、スポーツモノ(野球モノ)の面白い所です。
王道な物語展開の中、本作の登場人物にはわりと残念な思考の人が多く、
相手を大きく評価した直後、その相手の視点でポンコツな思考が垂れ流されたり、
嘗めてかかった所であっさり裏をかかれたり、
盛り上げるだけ盛り上げて凡退したり。
本作の主人公はタイトルにもある安達君ですが、
各人物がそれぞれ自分を「主人公」だ…続きを読む