概要
名前もわからないまま、記憶に残っている人がいたら、素敵だと思って。
旅先で再開した彼女とは話が弾むが、実は名前も知らず、会ったのも二度目。
それでも何故か、彼女との記憶は薄れない。
数年前に書いた短編。初めて、納得して書き終えた記憶があります。
それでも何故か、彼女との記憶は薄れない。
数年前に書いた短編。初めて、納得して書き終えた記憶があります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一期一会ではなかった出会い。
旅先での出会いというのは「恥はかき捨て」なんて言葉もあるくらいで、二度と会いはしないものです。
ですが人生、長く生きていれば不思議なことは起こります。
数年前の旅で出会った人とまた旅先で会っちゃった、というのがこの話。
それでタイトルが『彼女に会うのは二度目』となるわけです。
この作品の中のあらゆるシチュエーションから「二度目」に焦点をあててタイトルに抽出しているところはとても素敵だと感じました。
偶然に二度目の出会いをした時。
どんな話をするのだろうか?
どういう感情を抱くのだろうか?
想像を膨らませながら読むことができます。
(これもタイトル等で過度に情報を出していないおかげなのかも…続きを読む