神側、悪魔側、それぞれの立場で人類の再構築…という「終末」を迎えるために闘う物語。様々な個性の登場人物が出てきますが、皆、それぞれにドラマがあり物語を多方向の目線で紡いでゆきます。 闘いの行方は? 終末の結果は? 先が気になり読み止めることが出来ない作品です。オススメしたいと思います。
登場人物の魅力と世界観、設定の上手さが光ります。やや最終戦争(ラグナロク)を想起した北欧神話風でもあり、楽しめます。タイトルに倫理記号を入れているの憎い演出だなと思いました。ご興味のある方はご一読してみてはいかがでしょうか?
目指す世界は奇しくも似ていながらその柱を情とする神と理とする悪魔。訪れる終末に向けて先導者が繰り広げる戦いによって、世界の命運は果たしてどちらに託されるのか。個性的なキャラクター達が織り成すテンポのいい会話、神と悪魔が見せる理想と思想に目が離せません。
本作は現代の大学を舞台として、理知を重んじる悪魔側と感情を重んじる神側の勢力が、終末後の新世界を構築するために対立する物語です。両陣営は迷える学生に奇能と呼ばれる超常の力を授け、先導者として民衆に終末思想を布教するとともに、対立する側を粛清しようと画策します。果たして、本当に終末はやって来るのか、そして勝利を収めるのはどちらなのか、様々な先導者とそれを統括する者、そして第三勢力がオムニバスに展開されており、メガテン系作品が好きな方には特にお薦めです。
暗いストーリーと悪を粛清する悪が好きな人がおすすめです。
神と悪魔の両陣営が終末で交差する。その交点の先は、いずれかの陣営の理想郷のはず。。。計画されたその連立方程式の解は誰のものか。 特殊な能力を授かった先導者達の描写も興味深く、ストーリー展開も目が離せません。
悪魔の藁人形や動物の描写が凄い好きです。というかカッコイイです……。