解説という名の蛇足
第三部の続きは以下になります。
エースはまだ自分の限界を知らない[3.5+余章]
https://kakuyomu.jp/works/1177354055512932433
×××
作者が自分の作品を解説するのは非常に寒い行為であるので、出来るだけ簡潔に。読み飛ばしても大丈夫です。
この作品は当初「小説家になろう」に発表されたもので、第一部の終了後に、続編エピソードや外伝エピソードを書くために、ノベプラとカクヨムにも転載することになりました。
なろうではヒューマンドラマジャンルで、日間、週間、月間、四半期の同時一位を達成するという、読者に恵まれた作品にもなりました。
カクヨムでは2.5が日間、週間、月間、年間を独占するという離れ技を達成したりもしています。
その後はメインストーリーはなろうとカクヨムで同時に投下し続けていたのですが、一身上の都合でカクヨムメインで発表されるようになりました。
まあなろうの方まで管理しているのが大変になったというのが理由なのですが。
Exや外伝などを書くために、同じ話ですが第一部、第二部、2.5、第三部と分けて発表されています。
現在は1.5と3.5+余章を執筆中であり、とりあえず三年生の卒業までと、二年生の秋の結果までは3.5+余章として書く予定です。
ちゅーわけで3.5+余章の方も読んでくれたら嬉しいです。まあ事実を淡々と書くだけですので、本当にその後のキャラの動向となるわけですが。
ちなみにカクヨムで爆発的に読者が増えたのは2.5のおかげです。神様仏様大介様といったところですか。
2.5は直史もたいがいおかしなことをやっていましたが、作者的には大介VSイリヤの戦いであったと思っています。
登場時には色々と叩かれたイリヤと双子でありますが、この展開が作れたのはこの三人のおかげですね。
やはり世界大会やプロにまでいくと、毎試合投げるわけではないピッチャーを主人公にするのは難しいでしょうね。
そう言いつつ第二部以降の直史は極端に投げる試合が減っておりますが。
主人公がピッチャーのくせにこんだけ投げない物語というのは、おそらくこれぐらいしかないでしょう。
プロならまだしも高校野球なのにwww
直史の成績をまとめていたのですが、結局甲子園では13登板5勝1敗1分5セーブという、おそらく高校野球の甲子園のセーブ記録を作ったのかと思います。
なお勝った試合は全て完封で、三試合がノーヒットノーランという。
一試合分がないのは、大差で勝っていた桜島相手のピッチングが、セーブ要件を満たしていないからですね。
まあプロのセーブとは別と考えれば、6セーブになるわけですが。
なおカクヨムは各話ごとのPVやハートが見えるため、だいたいどういう展開が受けるのかは分かりました。
とにかく大介が打つとPVもハートも増えます。
それとちょっとこれは不思議に思ったのですが、PVの減衰率がすごく少ないんですよね。
他のこれより人気がある作品でも、第一話は2万PVとかあっても、100話を過ぎると最新話だと5000ぐらいとかにまでなっていたりします。
ですが2.5は一話が1.5万で、最終話は1.7万PVでした。
途中で大介がホームランを連打する話では、やはり1.7万PVを達成しておったりします。
そして第三部も一話がおよそ8000PVで、序盤は少し落ちまして、関東大会あたりから伸びます。
センバツあたりから大介と共に、武史の投げる試合でPVやハートが多くなりましたね。
そしてセンバツ以降では、実は他のチームとの公式戦よりも、部内紅白戦、つまり直史と大介の対決のお話が突出して人気のようでした。
作者の感想ではなく、ハートマークがそうなってるのです。
そしてあと例外的にハートが多かったのは、瑞雲が負けた試合でしたね。
どうやらあれは、相当に意外な展開だったようで。
そして夏の甲子園は平均して人気が高いのですが、このあたりから武史が第三のスターとして人気がはっきりしたようです。
春日山が相手だったということもあるのですが、PV多かったですね。
あと岩崎活躍回は感想の熱量が高かったです。
他には二年生の時の、田中が頑張った試合も評判は良かったですね。
読者的には直史、大介、武史は想像を絶したスターで、ジンと岩崎は努力系主人公のように感じておられるのではないかと作者は考えております。
最後の甲子園は、第二部と同じように、やはり直史のパーフェクトが圧倒的に支持されていますね。
登場頻度減ったくせに、さすがは主人公といったところでしょうか。
味方では上記五人と、生意気な淳が人気が高かったように思います。
敵チームでは実質第一部終盤の主人公と言われた吉村、なんだかんだいってトリッキーに苦しめた坂本、あとせごどんw 桜島戦は第二部の試合では、大阪光陰戦と決勝の次に人気ですw
あとはこの小説を書き始めたきっかけなどを。
初期は「おおきく振りかぶって」っぽいと散々言われましたし、言われるだろうなとも思っていました。実際にあの作品好きですから。
ですが本当のきっかけになったのは「球詠」です。
主人公はすごいピッチャーなのに、キャッチャーがへぼくて全く成績が残せないという設定が、野球物書いてみようかなという動機でした。
あの作品って女子野球なのに、運動ガチ勢の筋肉が描かれていて素晴らしいので、マンガで読むことを強くお勧めします。
そしてもう一つ「僕はまだ野球を知らない」という作品がありましてですね。これはタイトル見れば分かる通り、完全に元ネタというか執筆の最後のきっかけになっています。
進学校に進んで野球も強いというのは、私の地元の高校が、県下有数の公立進学校なのに、甲子園にも行っているというのが元ネタですね。
ただし現実の千葉県はずっと公立が強い県なので、このあたりは物語上の都合で現実とはかけ離れています。
時代的には並行世界の2025年頃と意識しています。
東京、神奈川、埼玉を舞台にしなかったのは、そのあたりを舞台にした作品が多いのと、関東は実はあまり接点がないので、ならば地味な(失礼!)千葉にするかといった具合で。
いまだに近畿で一度も全国制覇をしてない滋賀県は、作者の地元で強豪公立もあるため、舞台にしても良かったんですが、なにしろあまりにも地味(マジで)なので、華がなかったんですよね。
やはり日本の野球物をやるなら、舞台は東京近辺にするのが王道です。
登場人物のほとんどが関西弁の作品は、はっきり言って読みにくいと思います。
もちろん大阪リスペクトはあるので、作品中での最大のライバルは大阪代表校となりました。
キャラクターの元ネタですが、直史は外見的なイメージはあるのですが、これといったモデルはありません。
ただそれでも抜群のコントロール、変化球の多さ、そして途中から使うスルーというのは、おお振りの三橋的な要素がかなり強いかなとは思います。メンタルの強さは逆方向ですが。
大介はもう名前も外見も性能も、ほぼ完全にパク……インスパイアされてます。おお振りの田島と考えられていたようですが「ヤキュガミ」の白戸大輔が性格とか家庭環境とか含めて、ほぼそのまんまです。
というかあの作品大好きだったのに打ち切りになったので、自分の作品に登場させた二次創作と言ってもいいかもしれませんね。
一年の春の大会から出場するというネタは、あの作品が元になっています。
あと味方チームで元ネタがはっきりしているのはセイバーぐらいですかね。彼女は外見はセイバー中身は野球知識の代わりに経営知識と数字を詰め込んだモモカン、そしてセイバー使いとして「僕はまだ野球を知らない」の宇佐監督です。
この「僕はまだ野球を知らない」も打ち切られているのですが、作者がPIXIVなどで続きを書いていらっしゃるので、個人的に応援しています。
あとイリヤにも明白なモデルがありますが、これはちょっと秘密です。
ツインズは五等分の花嫁の中野四葉ですね。
上杉勝也はリアル江川。
基本的に戦国か幕末から、敵チームの名前は取っています。よって作者オキニの武将は、それだけ能力も高いという。
書く上において一番お世話になったのはWikipediaですが、作品としては「ラストイニング」「砂の栄冠」が「おおきく振りかぶって」以上に大きかったですね。
他に「ダイヤのA」とか「クロカン」「ストッパー毒島」「最強!都立あおい坂高校野球部」なども。
あだち作品はあまり参考にはならなかったんですよね。
プロとの接点という点では「ドラフトキング」でしょうか。三年夏の瑞雲の敗北とかは、まんま沖縄代表決定戦です。
あとは選手じゃなくて監督ですが、国立監督は「風光る」の君島監督まんまです。
今後の予定ですが、1.5と3.5+余章を書いた後に何を書くべきか。
やはり皆さん、キャラのその後が読みたいとは思うのですが、主に三つに分かれるんですよね。
1 第四部「エースはまだ自分の限界を知らない 続・白い軌跡」 武史メインで白富東の舞台を引き継いだお話。これまでのキャラクターが多く使えるので、書くのは比較的楽です。
2 第四部「エースはまだ自分の限界を知らない 分かれた軌跡」 直史メインの大学編ですね。野球の場面は少なくなる、直史と瑞希のエロ生活の合間に野球やるという。いきなり上級生とぶつかって紅白戦しそう。
3 第四部「小さいが大きなスラッガー 分かれた軌跡」 大介メインのプロ編ですね。高校時代は敵だったキャラが味方になったりして、ラスボスは当然ながら上杉です。
4 全部書け。ついでにサブエピソードも書きまくれ まあ読んでもらえるなら書きます。PV伸ばして書籍化目指すか、普通に就職すべきか。小説だけ書いて生活していきたい。
5 次世代編 物語は一気に二十数年後に飛びます。父に似ず体がでっかく、父に似てスケールの大きなピッチャー白石君を、頭脳派キャッチャー佐藤君が制御しながら甲子園を目指すお話です。
個人的には次世代編は文明の利器の発展などの変化があるから、書くのは難しいと思うんですよね。タッチの続きがMIXなんて、まさか今更と思ったものです。
ただ数年後の瑞希と大介のエピソードを書いたように、ところどころで未来の話を書くことはあるかと。
あのエピソードも、少し流れがずれているので、調整しないといけないんですけどね。
大原の話とかも。
で、皆さんは何が読みたいでしょうか。1~3で選んでください。4は絶対に選ばないでくださいね? 絶対の絶対に選ばないでくださいね?
(追記)なんか4が多すぎるので、頑張ってみます。
エースはまだ自分の限界を知らない[第三部 白い軌跡] 草野猫彦 @ringniring
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