いじけた少年

親が偉大だから子も
そう期待されて子は必死に努力した。
子を愛する親は偉大さゆえに子の気持ちに気付けずにいた。
そのプレッシャーに負け、子はひねくれた。
『誰も俺を見てくれない 』
そんなとき『彼』を見てくれる存在が現れた。
その存在と共に彼は飛び立つ。
満たされつつある彼に足りないもの。
未だ彼はそれに気付かない。