「私の歌を、誰かを殺すための勇気になんてされたくない」

空へと飛び立つ前の兵士が、鳥のように歌う彼女に歌を乞う。
けれど彼女は拒絶した。

鳥は、願いだけをさえずり歌う。
当たり前のことなのに、鋭く記憶に残る物語です。