渋い世界観と魅力的な登場人物

読み返し企画から拝見しました。
 ハードボイルドな雰囲気いいですね!ただ単にハードボイルドというわけでもなく、「男」の目線からコミカルに語られる描写もお気に入りです。評論のようなものをさせていただきたかったのですが、物語としてある程度完成されていると思いますし、バーで懐古する形で話が進んでいくことなども渋い作風とあいまってプラスに作用していると思いますので、そこまで言うことはないというのが印象です笑 すみません。
 ただ少し気になった点としては、①句点が多すぎるように感じる場所があること
②会話(言葉遣い)に多少の違和感が感じられること ③説明的でない風景描写が少ないこと などが挙げられます。すべて個人的に思ったことですので聞き流してくださって結構です。特に③に関しては、例えば老人の飲んでいるウイスキーに小さく揺らめく渦が生まれては消えていく、、、といったような情景の描写が入れば登場人物たちの哀愁がさらに増しますし、読者にとっては息をつく間を与えることにもなると思います。(完全に好みの問題です。すみません。本筋に関係のない描写があると、読者側は疲れにくいということです。)
 偉そうに講釈垂れましたが、作者様の文章力と渋い世界観には脱帽です。ひとまず第1章までで評論もどきを書かせていただきましたが、個人的に最終話まで読みたいと思う作品でした。
 最後になりましたが、僕の作品にもコメントを付けていただいてありがとうございます。また機会があればよろしくお願いしますね。

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