フィッシュ

日常の一幕。そしてその先。
こういう人居そうだなって言うその感じ。
そしてこういう結末もあるよなっていうその感じ。

なにが悪いかとか、そう言うのではなくて、大切なものがなにかとか、そう言うのでもなくて……もっと根幹に根差す人間単位での「なにか」を、短い文章の中に落としているのかなあと。

非常にライトでカジュアルな横文字がバンバン飛び交うけれど、ストーリーラインだけを見つめると非常にフォーマルでシック。
タイトルをもう一度見返して、納得。

非常にカッコイイ。
こういう小説を読んだときの感想ってのは、カッコイイ。
それに尽きます。