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  • 第14話 〜参考文献〜への応援コメント

    知っているつもりで実はイメージだけが先行していた、ということが本作を読んでよく分かりました。科学的というか、冷静な分析を知るのは大事ですね。原始的な保存方法から添加物まで時間軸的な展開も人類の発展みたいで面白かったです。
    科学的に数値で分析することなどない時代に色んな知恵を編み出す人間はすごいものだなと思いました。

    作者からの返信

    柊圭介 さま

    どれだけの人体実験がされてきたのかを考えると、怖いですよね。

    特に微生物学は、日本はパスツールに足を向けて寝られない歴史があります。
    蚕と、先進国になるにあたっての歴史ですね。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/微粒子病

    で、フランスの養蚕が壊滅して、その隙間に日本の養蚕が入り込めたのです。
    で、壊滅してもパスツールが原因を突き止めておいてくれましたからね。

    コメント、ありがとうございます。

  • 山羊のチーズに灰をまぶしたものがありますがこれのことでしょうか。真っ白な山羊チーズより味がきつくなく食べやすいと感じます。少し高いですが...

    作者からの返信

    柊圭介 さま

    おそらくは。

    生活の知恵からでしょうけど、凄いですよね。
    フランスのチーズの文化は、地方色もありますし、それぞれの熟成場所で微妙に違う菌を使いこなして熟成を進めていますし。
    この歴史による昇華は、新興農業国ではとても追いつけるレベルではない気がします。

    また、人類のタンパク質への執念を感じます。

    コメント、ありがとうございます。

  • 第5話 〜酢に漬ける〜への応援コメント

    数字にしてあるとなるほどと思います。ワカメの酢漬けを考えた人はphの数値とか知らないで作ったのでしょうから、組み合わせの発明はすごいですね。

    作者からの返信

    柊圭介 さま

    ここは、加筆予定なのです。

    というのは、その後判ったのですが、わかめのpH、商品によって大きく変わるのです。
    通常の生き物としてのわかめは6.8前後なのですが、色出し処理したものは相当に高いようでして。
    流通とかも変わると、商品も変わり、で、確定できるデータにならないのです。

    このあたり、実験もしたいのですが、今実験できる環境から離れてしまっていて、即書き直せません。

    申し訳ありませんが、近いうちに、きちんと書き直しますね。

  • ポルトガルに行った時、スーパーで大きなバカラオの塩漬けが山盛りに積んであるのを見ました。触ったことはないですが硬いんですね。

    作者からの返信

    柊圭介 さま

    あちらでは、アルカリ液に浸して柔らかくして食べるんでしたよね。

    それこそ、かちこちですよ。で、なんか不思議な弾力もある感じで。
    鮭とかもですけど、干した魚って、なんであそこまで固くなりますかねぇ。

    山盛りにスーパーで売っているのは、もしかしたら戻したものかも知れませんね。

    コメント、ありがとうございます。

  • 拝読させていただきました。
    前作と同じく、理科が苦手な人にも理解しやすく読みやすい作品だと思いました。
    前回のあと、「ろうそくの科学」を読んでみました!
    子どもたちに講義をするという形式で書かれていましたが、文章が難しいと感じてしまいました。通勤電車で読むのは眠たかったですね(笑)(朝5時台)

    凄く平凡な感想ですが、昔の人って本当に色々なことを考えて技術を発展させていったんだなと考えました。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    長月そら葉 さま

    コメント、ありがとうございます。
    また、★もありがとうございます。

    仰るとおりで、ファラデーのものに限らず、外国のものは、翻訳が堅いと感じることがありますね。
    それが良くもあり、とっつきにくくもなるのでしょうけれど。

    自然の中で生き延びるというのは、本当に大変なことなんだと思います。

    ありがとうございました。

  • 第5話 〜酢に漬ける〜への応援コメント

    拝読させていただいています。

    ピクルス、ハンバーガーに入っているの、子どもの時は嫌いでしたね(笑)
    親にあげるか、先にそれだけ食べてしまっていたように思います。
    それも今では、そのままの状態で食べられるようになりました。
    これが、成長したということでしょうかね~

    作者からの返信

    長月そら葉 さま


    コメント、ありがとうございます。
    また、読んでいただいて、ありがとうございます。

    味覚って、学習によるものが大きいので、嫌いなものでも毎回「一口だけでいいから食べて」、ってやっているといつの間にか、克服しちゃうんですよね。
    当然、アレルギーは別の問題ですけれど。

    ニンジンとか、玉ねぎとか、嫌いな子に食べさせて、「美味しい美味しい。これ何?」「玉ねぎ」ってなって、スプーンを投げつけられたことがあります。「〇〇ちゃんはね、玉ねぎ嫌いなんだから、食べちゃいけないの」って。
    「美味しかったならいいじゃん」
    「美味しくても、嫌いって決めたんだからだめなの」って地団駄。
    なんと、語るに落ちているんだと思ったものです。

    ファストフードは、学習の要らない食なのだと思っていますが、その中で唯一残っているのがハンバーガーのピクルスだ、なんて思っています。

    とはいえ、美食は容易にイカモノ食いとかゲテモノ食いの角度にもズレるので、普通の食の範疇の中で、「成長」が良いんでしょうねぇ。

  • 第14話 〜参考文献〜への応援コメント

    電気工事士から来て思わず一気読みしてしまいました。

    自身も一時期、一斗缶薫製やネット干物を趣味で作っていたのでとても興味深く、抵抗なく読み進められました。
    保存の科学的な解説を主眼としつつ、食文化もうまく絡めて一般の生活に落とし込んでいる「実感できる科学論」は、このサイトでは異端ですが、異世界やラブコメに傾倒する読者にも一度目を通して欲しい作品だと思います。

    読み進めるうちに、「これ、講◯社の青い新書シリーズみたいだ」と思いました。カクヨムさんの運営母体と会社が違うので、レビューには書けませんが、こちらの新書にも科学ジャンルはある様なので是非出版してもらい、中学生の課題図書にしていただきたいものです。

    作者からの返信

    私池 さま

    コメント、ありがとうございます。

    また、過分なお言葉、ありがとうございます。
    仰るとおり、この手の異端なものは、どこにもジャンルとして書ける場所がなく、かろうじて「エッセイ・ノンフィクション」か、「詩・童話・その他」しか嵌るものがありません。

    ですが、こうして目を通していただけることもあり、また、コメントを頂けることもあり、書いてよかったと思っております。
    ありがとうございました。

  • とても面白かったです。

    極論として、「食料の保存」だけを目的とすれば、現在の科学技術であれば、冷凍冷蔵保存、フリーズドライで、ほとんど可能なわけですが、本来「食料の保存」という生存目的のために行われたきた各種の手法が、「おいしさ」という快楽追求のための手法として、今も使われているということが、個人的には人間の味覚の不思議さだと思います。

    生物進化は、生き残り確率が高くなるように進むはずなので、加工食品を美味しく感じる個体が生存優位になったのかななどとも想像します。

    添加物問題は、直接の人体の影響だけでなく、製造過程で発生した廃棄物の環境への影響などもあるので、全てを考慮して正しい結論を出すという発想時代に無理があると思います。人間はそんなに賢くないので。よって、個人的には使わなくても良いなら使わない(君子危うきに近寄らず)が正解だと思っています。

    作者からの返信

    明弓ヒロ(AKARI hiro)さま

    コメント、ありがとうございます。

    「生物進化は、生き残り確率が高くなるように進むはずなので、加工食品を美味しく感じる個体が生存優位になったのかななどとも想像します。」について、同意いたします。

    ただ、そこには二段階の過程があったのではないかと思っています。
    まずは、食品加工による体外消化により、可消化栄養物が豊富になった方が美味しいと言うのはあると思いますが、そこから先、どうしても文化の面に踏み込んでいかざるを得ない部分が生じるからです。
    「加工食品を美味しく感じる個体」はまずは自然界で優位に立ち、次に種内でも文化的に優位にたったのではないでしょうか。
    往々にして、珍味は初心者には受け入れられないものも多いですし、財力をもって怪しげなものを食べだすとこういったものに行き着くパターンがありますから。
    そのうえで、豊かな層に受け入れられた食は、だんだん貧困層に広がっていくので、一律に人類の一つの社会全体に受け入れられるものではないと考えています。
    通常であれば、豊かな方が子どもを多く残せますから、そこでさらに社会的淘汰があってもおかしくないなと。

    ただ、日本の文化は真逆な部分があり、寿司や天ぷらのような屋台から始まって社会全体に受け入れられるものが多く、これは海産タンパク質が絡んでいるのではないかと検討しているところです。

    食品添加物は、難しい問題ですが、個人的には1000年以上の人体実験が繰り返されてきたものはきっと大丈夫、と考えています。「正しい結論を出すという発想」自体が確かに無理があるとすれば、先人の経験に依るのが次の具体的手段かと思うからです。
    あえて食べに行く必要は全くありませんが(仰るとおり、君子危うきに近寄らず、ですね)、例えば150歳になったら、癌化するなにかの毒性なんて無視して良いと思うのです。
    肉食はがんを呼ぶなんて言う人もいますが、ヒトという種の生存過程として考えるのであれば、私としては、肉を食べるようになって、がんに罹れるまで長生きできるようになったんだと思っています。
    これからさらに長命化のための科学が進んでいくと、200歳で罹る疾病の例も発見されてくるんだろうなと思っています。
    そのようなレベルに達した世界では、食品添加物の評価はまた大きく変わっているのでしょうね。

    編集済
  • 第14話 〜参考文献〜への応援コメント

    おはようございます。

    楽しく読ませていただきました。

    『腐敗』と『発酵』の違いは知っていたとしても、保存方法がこんなにも多岐にわたっているとは……。なんだか少しだけ賢くなったぞ、わたし。
    専門用語とかも作中で、『こんな感じ〜』みたいに解説されていたので、読みやすかったです。
    でも、ごめんなさい。『味噌汁の〜』のほうが先だったのですね。楽しみ方を間違えましたね。

    作者からの返信

    浅葱 さま

    過分なお言葉、ありがとうございます。

    とても嬉しいです。

    いただいたお言葉だけで、この話自身が持つ本懐が遂げられたんじゃないかと思います。

    浅葱 さまの作品も読ませていただきます。
    引き続きよろしくお願いいたします&ありがとうございました。