電気工事士から来て思わず一気読みしてしまいました。
自身も一時期、一斗缶薫製やネット干物を趣味で作っていたのでとても興味深く、抵抗なく読み進められました。
保存の科学的な解説を主眼としつつ、食文化もうまく絡めて一般の生活に落とし込んでいる「実感できる科学論」は、このサイトでは異端ですが、異世界やラブコメに傾倒する読者にも一度目を通して欲しい作品だと思います。
読み進めるうちに、「これ、講◯社の青い新書シリーズみたいだ」と思いました。カクヨムさんの運営母体と会社が違うので、レビューには書けませんが、こちらの新書にも科学ジャンルはある様なので是非出版してもらい、中学生の課題図書にしていただきたいものです。
作者からの返信
私池 さま
コメント、ありがとうございます。
また、過分なお言葉、ありがとうございます。
仰るとおり、この手の異端なものは、どこにもジャンルとして書ける場所がなく、かろうじて「エッセイ・ノンフィクション」か、「詩・童話・その他」しか嵌るものがありません。
ですが、こうして目を通していただけることもあり、また、コメントを頂けることもあり、書いてよかったと思っております。
ありがとうございました。
おはようございます。
楽しく読ませていただきました。
『腐敗』と『発酵』の違いは知っていたとしても、保存方法がこんなにも多岐にわたっているとは……。なんだか少しだけ賢くなったぞ、わたし。
専門用語とかも作中で、『こんな感じ〜』みたいに解説されていたので、読みやすかったです。
でも、ごめんなさい。『味噌汁の〜』のほうが先だったのですね。楽しみ方を間違えましたね。
作者からの返信
浅葱 さま
過分なお言葉、ありがとうございます。
とても嬉しいです。
いただいたお言葉だけで、この話自身が持つ本懐が遂げられたんじゃないかと思います。
浅葱 さまの作品も読ませていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします&ありがとうございました。
知っているつもりで実はイメージだけが先行していた、ということが本作を読んでよく分かりました。科学的というか、冷静な分析を知るのは大事ですね。原始的な保存方法から添加物まで時間軸的な展開も人類の発展みたいで面白かったです。
科学的に数値で分析することなどない時代に色んな知恵を編み出す人間はすごいものだなと思いました。
作者からの返信
柊圭介 さま
どれだけの人体実験がされてきたのかを考えると、怖いですよね。
特に微生物学は、日本はパスツールに足を向けて寝られない歴史があります。
蚕と、先進国になるにあたっての歴史ですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/微粒子病
で、フランスの養蚕が壊滅して、その隙間に日本の養蚕が入り込めたのです。
で、壊滅してもパスツールが原因を突き止めておいてくれましたからね。
コメント、ありがとうございます。