老いを受け入れた者が得る穏やかな時間。 祖母から孫娘へ、託す心のバトン。 透明な思いに、少しずつ色付けされていくような予感。 若者は己の未来へ向けて、新たな一歩をここで踏み出す。
現在カクヨムでの活動は「創作論」「エッセイ」のみとしています。 過去、カクヨムでは「篩獅師(ふるいしし)」や「F・獅師」などのPNを使っていましたが、…
近いようで遠い場所。遠いようで近い心。深い緑に囲まれたカフェにはお気に入りの蔵書。雑踏から透明感のある空気を求めに来る孫娘。セピア色の大切な思い出を、当時と同い年くらいの孫に受け継ぐ祖母。…続きを読む
人の手で作られた自然に囲まれた、人の手で作られた町。それが武蔵野。キャンパスや図書館が並ぶ杜の街に、祖母のブックカフェがあった。濃いコーヒーの香り、微かに交じる古い紙のにおい。そんなブック…続きを読む
たくさんの本と人が集まるブックカフェーー。作者の鋭い視線の虜になりました。世代が違う二人の青春時代と、二人それぞれの速さで過ぎゆく時間がほんのすこし淀んだ空間。そこに漂う、ほんのり甘く苦いコ…続きを読む
このブックカフェも存在するのではないか、と思ってしまう。ジブリの「耳をすませば」を見終わった後のような読後感を是非!(ものすごく個人的感想ですみません!)
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