概要
繋がらない橋、というものがある。
【TOBE工房:第63回「橋」】落選供養
”僕”と友人のアナイは、終末汚染を生き延びるために建設された移動都市『隔離都市』で暮している。もう何年も前に他の都市は滅びてしまって、かつて物資の交換などに使われていた橋は使われなくなって久しい。
けれど、その橋は定期的に都市の住人を呼び寄せて、霧によって一切の状況が観測できない外の世界へと”僕”たちの大切なものを奪っていく。
対岸の先、隔絶された向こう側に、”僕”たちは密かにつながれている。
”僕”と友人のアナイは、終末汚染を生き延びるために建設された移動都市『隔離都市』で暮している。もう何年も前に他の都市は滅びてしまって、かつて物資の交換などに使われていた橋は使われなくなって久しい。
けれど、その橋は定期的に都市の住人を呼び寄せて、霧によって一切の状況が観測できない外の世界へと”僕”たちの大切なものを奪っていく。
対岸の先、隔絶された向こう側に、”僕”たちは密かにつながれている。
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