《恋愛、ホラー》第2ボタン
明日は先輩の卒業式だ。私はどうしても先輩の第2ボタンが欲しい。ライバルはそれなりにいるかも知れないけど、万難を排してでも私は彼の第2ボタンを手にするつもりだ。
実は先輩はちょっと前まで私の親友の
あれから美花は精神的に落ち込んで自殺未遂まで起こした。ショックのあまりやつれ果て目から光が失われた美花を見るのはとても辛かった。
『だから』私は先輩の第2ボタンを欲する。
第2ボタン伝説の由来は『第2ボタンが心臓に1番近いから』という物だそうだ。
ならば第2ボタンとは、彼を呪い殺す触媒としてこの上ない素材ではなかろうか?
私が愛する美花にしてあげられる事はこれくらいしか無いのだから……。
ちありやのYAMINABE短編集 ちありや @chialiya
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ちありやのYAMINABE短編集の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます