日常や希望とは絶望で挟んでこそ尊いと思わせる

いつも通りがぶち壊された。
戦う意思も準備も力も与えられないままはじめから戦う力を持つ人を喰いにくるモンスターたちに狙われる。
絶望。

しかし、戦う力はその変化の時に手の中に転がっていた。抗う意思は、生きるために殺す行動は、モンスターが跋扈した場所でも人が生き延びる力となった。
人は賢くしぶとく群れる。

絶望をはね除けたつかの間の安息、絶望に抗う力を手にした自信、仲間と手にし、夢見た希望。

しかし、その安息は、自信は、希望はより分厚い絶望で押し潰される。

だから抗え。
その絶望の上に安息や希望を塗りたくるために。

抗い生き汚い人たちは美しい
つかの間の安息回が尊い。そんな作品。

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