昏く深い絶望は、覆せない。思い出すべきです…世界とは初めからこうだった

まずは一言で作品について。
「面白いのでさっさと読み始めやがりなさってください」です。

ファンタジー、でいいのかわかりませんが、ファンタジー要素あります。そして、不屈の主人公が世界のために…なんて作品ではありません。現代を生きていた普通の主人公の世界に唐突に訪れた悲劇、簡潔にまとめるとバイ〇なハザードみたいな世界観。

そして、人が普通に落命します、。
そこに慈悲などありません。しっかりぼかさないで描写しております。
読者に配慮した生ぬるい…もとい、優しい作品がお望みならUターン。

ラノベでもよくあるご都合主義はありません(当者比)。
ふつう死ぬでしょう、あのアイツ…というキャラがご都合によってなんとか生き延びて、なんてことも、たぶんありません。

リアリティある、人々の自分本位な主張と軋轢、守る側と守られる側。実際にありえそうな様々なことがら。とても面白うございます。

しっかりと展開は変動していき、面白さで読みが止まらずに100話くらい見てしまいそうです。

いまは80話くらいなので、これからの展開に期待です。
そしてストックが800話も。

読むならいま、このときだ!