経過観察
退院から1週間。経過観察と病理検査の結果を聞くために病院へ。
月曜日はいつも混んでいて、少し待たされる。
先生はいつもと変わらず、「検査結果ね」と画面に結果の文章を表示させた。結構長々と何か綴られていたけど、結果的に良性であった、ということだったのでほっとする。次回、残った甲状腺がちゃんと機能しているのか血液検査で調べるからと、1ヶ月後の予約を入れた。
手術前の話でも、良性であったとしても半年に1度くらいは要観察だと言われていたので、そういうことになるんだろう。
それで終わりかと思っていたら
「じゃあ、テープも剥がしちゃいましょう」
って、ピンセット持ってにこにこと言われてしまった。
婦人科の時は自然に剥がれるまでそのままでいいですよって感じだったので、剥がしちゃうのかとびくびくしてしまう。
途中から新人の女性医師に変わって、1枚1枚剥がされていく。傷が引っ張られるのが地味に痛い。
引っ張られると痛いですよねってちょっと笑われた。
切開された傷の痛みはあんまり感じないけど、そういうちょっとした痛みに弱いんだな。
全部剥がし終えた傷を見て、先生は「うん。綺麗だね」って笑って頷いた。
ちょっと残ってる血の痕はお風呂で洗ってね、と生活面でも普通に戻して良さそう。
耳鼻科を後にして、次は産婦人科に向かう。
予約を変更して耳鼻科と同じ日にしてもらったので、こちらも待たされる覚悟。変更した時点ですでにいっぱいの所に押し込んでもらったのだった。
内診も問題無く、完全にくっついてるね! と太鼓判。こちらの経過観察もこれでお終いで、何かあったら来てくださいということだった。
入院の支払いが検査の結果が出ていなくて確定していなかったので、この日の分と一緒に払うことになっていた。
自動支払機ではなく、窓口で清算する。
入院期間は1日長かったけど、婦人科の時よりかからなかった。
別の窓口で保険の書類も受け取って、帰宅。
これで病院通いもほとんどなくなったとほっとした。
ひと月後。旦那の単身赴任なんかでばたばたした中、忘れそうになりながらも病院へ。
8時半予約だから、少し早めに出るよって言ってるのに、上の子はマイペースだ。
採血の順番待ちからの、結果待ち。8時半に行っても耳鼻科の予約は10時だったので、読書が捗った。
結果は異状なし。甲状腺機能は問題無く機能している、とのことで特に話すこともなく半年後の予約を入れて帰ってきた。
両方取ってしまうと、また色々あるようだけれど、私は右側が残っているのでそれほど問題はないらしい。
次の予約は10月。今日と同じように朝から採血と診察。
忘れないようにしておかないと。カレンダーにメモとスマホのスケジュールに書きこんでしまう。
異常がなくても、半年に1度の病院通いは継続。
病院嫌いとしては、すっぱり縁を切りたいところだけど、この程度で済んで良かったと思うべきなんだろう。
元号も変わることだし、心機一転、健康な生活を心がけよう。うん。心がけるくらいはしよう。
願わくば、もう続きを書くことがありませんように。
*追記(2020.5)*
4月、血液検査とエコー検査をしてきました。
新型コロナ関係で病院も厳戒態勢。患者さんもいつもよりは少なめでした。
結果自体は良好だったので、次の検査は1年後でいいとのこと。半年でも忘れそうになっているのに、1年後だと確実に忘れる……(通院回数が減るのは嬉しい)
スマホのカレンダーにメモしておきました。
ようやく緊急事態宣言は解除されたものの、油断は出来ない感じ。2月から引きこもり続きで、旦那も帰ってこられないし、気温が上がればもう少し落ち着くと思いたい!
筋腫をすくすく育てていた話2018 ながる @nagal
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