第9話 謎の腕輪

この世界のことを知るため、早速あの盗賊たちが置いて行った盗品たちを


確認してみることにした。


まず一つ目、俺のことを切った剣


重い。ひたすらに、重い。そもそも持てない


杖とか持って使うやつは飛ばして、二つ目。


「ポーション」というやつだ。大量にあったので試したら、


MPが回復した。この先だいぶ必要になるだろうから、


何とかして保存したいところだ。


そうだ!転生といえばあの魔法だよな!


「【収納魔法インベントリ】」


あれ?おかしいな…反応しないぞ?


「【収納魔法インベントリ】!【収納魔法インベントリ】!」



………どうやら俺には魔法チートしかないみたいだ


「何とかして保管できないかな…」


(僕できるよー!)


「まじで!?どうやって!?」


(体の中に分けて保管しておくのー!)


スライムの汎用性がすごい!


「じゃあ、そうしてくれ」


(はーい!)


次、鍵付きの金色の金属の箱


「鍵付きか…」


盗品だからだろうか、開けるためのカギがなく、箱しか入ってなかった


「なあスライム、鍵の形に変形したりできるか?」


(あけるの?)


「あぁ」


(りょーかい!)


ニュルニュルニュルニュル


カチャカチャ・・・ガチャッ


(あいたよー!)


「さんきゅー」


さぁ、いざ開☆封


エバラノエバラノエバラノエバラノエバラノエバラノエバラノエバラノ


ゴマダレ~!


「腕輪?」


箱の中にあったのは、金色に輝く黄金の腕輪だった。


「つけてみようかな」


四足歩行なのでやりにくいが何とかつけてみる


すると


「ぐあああぁぁぁぁぁああああ!!!」


頭に大量の情報が流れ込んできた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ドラゴンに転生しました  ~今は最弱な俺の冒険記~ 魂の炎 @derara

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ