第8話 人間VSスライム

前回のあらすじ


めっちゃ強そうな攻撃をスライムが片手(?)で止めた


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「なっ、なんで聖属性の技に触れて何ともないんだ!?」


ん?あ、魔物の弱点属性っていうことか?「聖~」ってつくやつは?


多分俺たちは魔物だけど「聖~」っていうスキルを持ってるからきかないのかな?


「まっまさかこいつら神獣か!?」


へっ?


「ま・・・・まずいぞ!?神罰下される!」


「いやだぁ!しにたあくなぁい!」


「もうだめだぁ!おしまいだぁ!」


「に…逃げるぞ!いそげぇぇええ!!!」


「「ひえぁぁぁぁあああああああ‼」」


ドッタンバッタン


「…何だったんだ?」


(さぁ?)


「・・・・とりあえず試したいことがある」


(なに?)


「俺のつばさって吸収できる?」


(できるよー!)


「じゃあちょっとやってみてくれるかな?」


(わかったー!)


シュワシュワシュワシュワ・・・


ピロン


〈スライムが【飛翔】を手に入れました〉


よっしゃ!成功だ!


これでおれが二人分MPを負担しないで済む!


(あたまにこえがー)


…あれ?スライムって、羽ないよな?


「ちょっと、【飛翔】って念じてみてくれ」


(やぁ!)


スライムが念じると同時に、スライムの背中(?)が


俺の翼と同じ形に変形していく。


「まさにスライムって感じだな」


(なんか生えたー!)


「ちゃんと飛べるか?」


(とべたー!)


よし、つぎは戦利品(?)チェックだ!


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