第2話 商人、庶民の喜びを売る
「そういえば、名前を聞いていなかったななんというのだ?」
彼は少し困ったような顔をしながら答えた
「誰にも教えるなよ。まぁ、猫だから何をいってるかは分からないだろうがな。俺の名前はガーディだガーディ=ヒグラシだ」
「ガーディか、いい名前だ。おっと、客のようだぞガーディ」
「よぅ、ネイどんなようだい?」
ネイ「シスターにね、お礼の花束をあげたいの!」
「おう、わかった。特別に大銅貨2枚にまけとくよ」
あとから聞いた話だがネイは孤児院の子供らしく小さいころからシスターにお世話になっていたらしい。
「また、新しい客が来たぞガーディよ」
「おう、わかった」
「いらっしゃい、ヒグラシ商店に何をお求めで?」
そういって、きさくに店主は話しかけた。
全てを売る商人は猫と行く にんげんさん @ningensan_57
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