エンドロールへの応援コメント
最初読み始めてから中盤までは取り立てたような動きがなかったので、あれ?!っと思いながらも、このまま、父親のドキュメンタリー映画を撮りました、で終わるはずはないな、と思っていました!
そして、終盤、この作品の核となるものが現れて、このことを描きたかったのだ、と、その中身は全く予想していなかったことだったので、驚きました!
アイビーが映画を最後まで観て、事実を冷静に受け止め、そしてこのドキュメンタリー映画がいかに後世に残すべきものかを語っていたのが印象的です。
プロフェッショナルだな!と思いました。
感情に流されない、淡々とした中にこそ届けたいメッセージがくっきりと浮かびあがるのだと思いました。
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カクヨムにはファンタジー物が多いので、王道冒険ファンタジーみたいな作品もないとは言えない気がします。(私もファンタジーはたくさん読んでいないのでわかりませんが)
ナルニア国物語は有名ですね。テルトラクエストは知らなかったのですが、図書館にあるみたいでした。
「夜明け前の蜃気楼」というのは?!
作者からの返信
応援ありがとうございます。
以前戦争など実際に起こったことを語り継ぐのに、直後は事実だけを述べていたのが、だんだん感情が入って脚色されていくという話を聞いたことがありました。
そうなってほしくはないな、というのもテーマの1つです。(描写を濃くし過ぎるとトラウマを呼び起こすかもしれないと考えたのもありますが)
「夜明け前の蜃気楼」は拙作の「大学生探偵小宮山杏奈の四季」の中の短編小説です。よかったら読んでいただけると作者は喜びます。
めぐり合う日までへの応援コメント
冒頭の登場人物と、本編に入ったところの登場人物が違っていたので、あれ?と思いながら読み進めていったところ、そういうことか!というのがわかりました!
面白い構成になっていると思いました!
箱の中に箱が入っているみたいな。
ちゃんとでも両方の登場人物はリンクしているんですよね。名前こそ違いますが、ちゃんとユセルとソアを投影できるようになっていて、面白く読めました!
(ソアは最初女の子かと思っていました)
『カキヨミ』!
思わず『十二の羽根』を検索してみたり?!
(カクヨムにはありませんでした。残念)
“小説っていうのは、物語が完結して、誰かの心に届くまでが作品なんだよ。”
というユセルの言葉が心に響きました!
ソアなら必ず小説を完結させることができる!と思いました!
作者からの返信
すみません。返信が遅れております。
今回もコメントありがとうございます。伝えたいことを大体おっしゃってくれたので返信を書くのも恐れ多いというか。
ソアの話はもう少しだけ続きます。
それからweb小説全般でもいいのですが、カクヨムのファンタジーに『十二の羽』のような王道冒険ファンタジー(未読ですがナルニア国物語とかデルトラクエストみたいな作品)ってあるんですかね。あまりファンタジーは読まないのでなんとも言えないのですが。(どうでもいいが「夜明け前の蜃気楼」で美咲が書こうとしたのもファンタジーだったのを思い出す)
編集済
ワイイヒノデスミレへの応援コメント
安楽椅子モノということで納得です!
そういうジャンルの作品なんだ、とわかってて読むのと、知らないで読むのとでは感想が変わってきます。
今回もアイビーと警察官のミランダが、MH市で起きた無人運転トラックによる死亡事故の被害者Xにかかわる薬物乱用疑惑について、2人で考察しながら推理を進めて行くという流れでした!
(もっとも、核心を突いて行ったのはアイビーでしたが)
ワイイヒノデスミレという珍しい花がストーリーの中心になっていて、興味を引きました!
以下ネタバレがあります。
「それならなぜXは大量の写真を撮ったのでしょうか。」
この発言を元に、アイビー自身が今までの考察の結論を導き出しているのはわかったのですが(逆説で考えなくてはならないということ。つまりこの発言自体には答えをそこまでは必要としていないこと)
その問いかけのインパクトが強く、なぜ興味本位という範囲を超えていたのだろう?!と変に考えてしまいました。(考え過ぎですね。すみません、、、)
アイビーの冴え渡る推理力が魅力的です!
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資料館の館長と職員が死体で発見された事件というのは、”あの2人“のことでしょうか?
作者からの返信
毎回コメントありがとうございます。励みになります。資料館の館長と職員の件、やはり鋭いですね。
Xの元々の動機は、実は結構厄介なものだったりします。
話は変わりますが、新しい小説を書いているので今後返信に時間がかかるかもしれません。読んでくださっているのに申し訳ないです。
BG市の未来への応援コメント
無形文化遺産というのは聞いたことがありましたが、電子資料ベースに登録されるには、きちんとした審査を通らないとだめなんだな、ということを改めて知りました!
最初、ゴーダソン氏の怒りももっともだと思いましたが、アイビーの鋭い観察力、考察力のお陰で、闇の世界が暴かれた感じになりましたね!
ゴーダソン氏とのやり取りの中で真相に近づいていく過程がとても興味深かったです!
登場人物があと1人かもう少しいたらストーリーにまた動きが出たかな、とも思いましたが、読み応えのある作品でした!
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『祈りの乙女』はキーアイテムですね!なるほどです!
「デジタルクラウドメモリーズ」はジャンルな何でしょうね?!
でも読ませていただいている気分としては、ミステリーの感じです。
作者からの返信
応援、返信もしていただきありがとうございます。
構想段階から1対1の安楽椅子モノ(特定の人物から聞いた話やマスメディアから得た情報など事件現場に行くことなく事件の犯人やトリックを推理をする、というミステリーのジャンルの1つです。例えがミステリーなのはご容赦いただきたいです)を想定していたのでさらなる登場人物の投入は全く考えていませんでした。
今後安楽椅子探偵を書くことがあると思うので、参考にさせていただきます。
お迎えへの応援コメント
PP市立PKR郷土資料館の資料を電子資料にするというハイテク化に絡めた近未来のミステリー作品ですが、電子資料にする背景や、スキャンの工程など、本格ミステリを読んでいるかのように内容がしっかりしていて、読み応えを十分に感じました!
電子記録員兼館長のアイビーもどことなくミステリアスな雰囲気が漂っていて、存在感を感じました!
以下ネタバレがあります。
『祈りの乙女』という興味深い彫刻が出てきたので、この彫刻が何かストーリーのキーになって行くのかな?と思っていた矢先にストーリーが完結してしまったので、後もう少し先を読んでみたかったなぁ!という気持ちがしました。
エピソードの主人公とも言えるダービスには、すっかり騙されました!
女神の日記帳をクラウドと呼んでいた、というプロローグが面白い発想だな!と思いました!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。作者冥利に尽きます。
『祈りの乙女』はある意味キーアイテム、ですかね。アイビーが真相を見破るきっかけの一つではあるので。(所蔵品として特に重要視されていない『祈りの乙女』まで電子化するか? という)
話はそれますが、「デジタルクラウドメモリーズ」はミステリーからは少し外れているんですよね。(話によってはミステリー要素0です)そもそもこの物語のジャンルは何かずっと迷っていました。一番近いのはSFか? と思ったのですが。
星の輝きへの応援コメント
冒頭の、最近彗星のように現れた新人作家〜のくだりはFile0004に出てきたソアのことなのかな、と思いました!
(このFile0006では、今までのFileのエピソードのことが少しですがアイビーの口から語られていますよね!あのことだ、あのことだ、と思いながら読ませていただきました。)
また、本Fileでは、アイビーのかつての仕事仲間だったユージンがIA電子資料館を久しぶりに訪れて、アイビーの過去が明らかになるという思いがけない流れになっていて、
アイビーが癒えない傷を抱えながら、電子記録員の使命を負っていることがわかりました。
天涯孤独でもあって、凄惨な事件を生き抜いたアイビー。彼女のまとっている空気はそういうところから醸し出されていたのかと納得しました。
そんなアイビーですが、友人でもあるユージンが彼女を気にかけてくれていることに救われました!
電子記録員の仕事を星に絡めて語るアイビー。そばでその話を聞くユージン。
———世界が変わっていくからこそ、引き継いでいくことが必要なのです。
だからアイビーは残し、ユージンは伝える。
———
2人の絆を感じました!
『世界はこんなにも愛と絆であふれている。』
このことを伝えたかったのだ!と思いました!
デジタルクラウドメモリーズの必要性と、そしてまた一方で、それに携わる仕事はロマンがあると思いました!
作者からの返信
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いつの時代も『世界はこんなにも愛と絆であふれている。』ことは変わらないのだと信じています。
ただ、書いていて思ったのは、2050年になっても電子記録員を含めた教育に携わる人々の待遇(給料とか福利厚生とか)ってあまりよくないだろうなーと歯がゆくてですね。そこは時代の流れとともによくなって欲しいと思います。@cypress様のような考えを持つ方が増えていただければいいのですが。教育に携わる人々に幸あれ。