無駄のない展開から鮮やかに現実社会を風刺する見事な作品です。こんなにも読者に自省させるものに初めて出会いました！
きどあいらくと申します。 ハヤカワSFコンテスト応募中
短篇なのに、いや、短篇だからこそなのかもしれない。ここまで心に残るのは。
社会風刺とSFとショートショートの相性の良さが光る作品である。日本語で書かれているので、最初は日本の政治や民主主義に対する風刺の様に感じたが、(簡単に読み直せるので)読み直してみると、どの国にも…続きを読む
初めに予想したオチの斜め上をいかれました。今の日本の状態を皮肉っている、なるほどなと思わせられる内容です。
現代を遥かに超える精度で全ての国民の声の総和が政治に反映されているなら、独裁者は国民に他なりませんものね。この程度の国民にこの程度の政治という、民主主義の怠惰を戒める言葉が思い浮かぶ、風刺の効いた…続きを読む
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