私が「啼かないカナリアの物語」を拝読させていただいた時の様子を述べたい。家事? え? そこに山盛りの洗濯物があるけど? ここ読み終わったら、やるやる。食事? そろそろ時間だね。この山場乗り越え…続きを読む
面白い。一章を読み終え、一区切りしたところで、そう確信した。ひとことで言うなら「暗黒童話風ファンタジー」だろうか。ライトノベルの文脈では、紅玉いづき『ミミズクと夜の王』、新井円侍『シュガー…続きを読む
主人公のかわいさもさることながら、この作品に驚かされるのは個性豊かな脇役の存在だろう。顔も名前もないモブですら、その心模様で、時には大胆な行動もとってしまう。正に生きている人間を観察しているかのよう…続きを読む
声に出すことで魔法が発動する世界だが、主人公の少女は声が出なかった。しかしこの少女、とんでもなく強い。声を出さずに魔法を使い、冒険者のランクも上級。そのせいで、しばしば厄介なことに巻き込まれてしま…続きを読む
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