読む専門でしたが、最近少しずつ昔書いた駄作を掘り起こしながら書き貯めています。 気が向いたら投稿します。 まあでも基本は読む専門。 皆様の世界、楽しみにして…
今はもう無き東北方面寝台特急の車内鶴の世界が狭まったのと同時に人間界も狭まってしまったそんなことを改めて感じさせてくれる作品です鶴を通して繰り広げられる二人の物語道は分かれ、そしてまた交錯…続きを読む
真っ白い雪原の上に、切なく静かに感情をこぼしていくようなお話でした。手紙を書くような明確さでは伝えられない気持ちを、折り鶴はたしかにあらわしているようでした。何か言ったら負けてしまいそうな、ぴ…続きを読む
小説なんて所詮作り話です。嘘に嘘を重ねて紡いでいく虚構の物語です。だからこそ、そこには「ほんもの」が宿らなければならない。ノンフィクションの、という意味ではなく、この世界の何処かにあるような必…続きを読む
心の荒れが収まっていく物語でした。奇妙な二人の旅人が、寝台列車の車内で交流する姿は、緩やかな死への階段を下りていく鶴と、無限の未来が広がる鶴のよう。そしてひたすら変わらず、美しくも厳しい雪景色…続きを読む
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