世界を救うために、何故か魔王の力を持つ事になったシャルルの波乱の物語

多分、キレるとやっぱり魔王ですねw

というわけで、話は死んでしまった主人公が、神様に協力し世界を救う代わりに、魔術系のスキルを得る所から始まります。
転生した男の子シャルルが、結果として手に入れたスキルは「魔王」。
その忌み嫌われし力だが、魔術の師匠となったトークディアの元でそれでも正しき道で使うよう修練を受ける。
そんな彼の孫娘のイズリーとハティナにとある事件から好かれ、10歳になり共に魔導学園に入学し、学園生活を送っていくも、様々な波乱に巻き込まれていく、という物語。
現在進行形としては異世界学園ものな展開です。

ただ。
周囲も問題児が多いけれど、シャルル君もまた、正義のためなら問題を起こす大問題児。
流石魔王の力を持つだけあって、その性格もなんだかんだで適正過ぎるんですよね。
イズリーとハティナを守るためなら、極悪非道にでもなれる。
曲がったことが許せないからこそ、徹底的に痛めつける。
それがどれだけ高貴な相手であってもです!

正義感がなければ悪魔の所業ですよそれ!
だからこそ周囲に恐れられ、尊敬され、偏愛を受けられるんでしょうけどね!
ええ。偏愛ありです!(; ´ ∀ ` )

ただ正義を振りかざすだけでないシャルルと、十分癖のある学友達と展開する波乱万丈の物語。
世界観の説明こそやや重厚ですが、基本的にライトな書き口で読みやすい本作。
異世界転生好きなら是非読んでみてください!

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