15の質問

snowdrop

15の質問

質問1

「文芸作品としてよく読むジャンル、執筆する主なジャンルは? 思い入れなどがあればそちらも併せてどうぞ」


回答1

・現代ドラマ、現代ファンタジー、ファンタジー、ミステリーなど。リアリティーを感じられる作品。  





質問2

「初見の方に対して、とりあえず薦めたい自分の作品(※カクヨムで公開中のもの)はどれ? あらすじと共に、ごく簡単にご紹介を」


回答2

・限界バトル!

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888917145

「限界しりとりとは、持ち時間があるなかで行う、文字数縛りしりとりである。 大きい数を答えるには知識が、小さい数を引くには運が必要となる。 いま、互いの知識と運が試される!」




・空飛び猫の月姫

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894209346

「二人の夢使いが、己の命と祖国の命運をかけたゲームが始まる。夢見人を一人、ミュートスラントに招き入れ、抜け出せるか否かの賭け勝負。選ばれたのは、クレハ・キョウ。誕生日を翌日に迎えた二十九歳の女性であった。招かれしミュートスラントとは、どんな望みも叶えてみせる夢の世界。十七歳になったキョウはもう一度人生をやり直す。果たして、彼女は抜け出すことができるのか?」






質問3

「『文芸作品たるもの、一番肝心なのはこれでしょう!?』、『私はこれが備わっている作品が大好きなんだ!』と思う、書き手として、または読み手として絶対に譲れないポイントはある? ※最大3点ぐらいまで」


回答3

・リアリティーがあること。

・生きる糧となるべき知識なり薀蓄なりがあること。

・世の中をより良い方向へと変えていくものがあること。






質問4

「自作の執筆時、その譲れないポイントを読者にも余すところなく伝えるために、特に注力しているポイントや心掛けはある? ※最大3点ぐらいまで」


回答4

・わからないことを調べる。

・下調べをする。

・削る。






質問5

「『喜』、『怒』、『哀』、『楽』の内、自身の作風やこだわりとして最も強く描き出したい感情はどれ? その理由や、具体の工夫、心掛けなどがあれば併せてどうぞ」


回答5

・作品は、作家の性格がそのまま現れることが多く、気分や精神状態などの発露がどうしても出てくる。合理的、客観的、抽象的、感情的の4つの性格に分類でき、読者も同じく4つに分けられる。それぞれの性格の人が理解できるような、そんな作品が作れたら、と心がけている。とはいえ、喜怒哀楽のなかでは哀しみが多いかもしれない。4つの中で一番引きずるのが哀しみだから。その哀しみを見つめるのか、誤魔化すのか、克服するのか、味わうのかで物語は作られていると思う。






質問6

「主人公、ヒーロー/ヒロイン、悪役、脇役、ライバルetc... 魅力的な人物として描き出すために、特にこだわっているポイントや意識はある?(例:個々の人物設定や各キャラの配置と関係性、外見・内面の描き方etc...)」


回答6

・自分らしいものを書くときに考えるキャラクターは二種類。友だちになれるか、なれないか。一緒に過ごしていたいか、いたくないかでもいい。どちらも主人公になれるけど、友だちになれそうなキャラを主人公にすることが多い。主人公を引き立てるために、周辺の配役のキャラを考えてから、壊す。他のキャラクターには、それぞれの人生があるのだから、主人公のためだけに存在するのはおかしい。壊しすぎると、作品全体の方向性を壊しかねないないので塩梅が必要だと思う。






質問7

「世界観や設定を考える際、考証(時代考証、科学技術考証、職業や学校生活・部活などの考証etc...)は重視する派? それとも、あまり気にしない派? その理由や、重視する派の方は情報収集の方法やどの程度調べるかの基準なども併せてどうぞ」


回答7

・重視するというか、自分が知らないことは書けない。だから自分が納得するまで調べる。なぜなら創作物は嘘でできているから。作品は、他人の作った嘘にどこまで付き合ってあげられるかで決まると思う。だから嘘を付くには本当のことを言わなくてはいけない。あるいは、本当だと信じ込ませるものがなければならない。






質問8

「最近の流行や話題作の中で、『いや~、そうじゃないんだよなあ』と思ってしまうことや、『世の流行りがどうであれ、私の作品ではああはしません』と意識していることはある?


回答8

・世の中は、言い返し、やり返し、繰り返しである。そうじゃないと思ったことは、すでに過去においてもやられていて、ただ自分が知らないか興味がないかだけ。流行りを描いたものは、その時代を切り取った作品であり、歳月の流れで風化し、次の時代にはそぐわないものになっている。そのときになって、過去の流行りは歴史書の類になるかもしれない。流行りをおいかけないのであれば、不変な題材を取り扱って本質的なことを描けばいい。






質問9

「最近の流行や話題作の中で、『これが世間にウケるのはわかる』と感じていることや、『自分の作品にもそこに通ずるものはあるぞ……』と内心思っていることはある?」


回答9

・読者が楽しむものを書くのが、いわゆる小説を書く側の意義なのでしょう。だからといって、求めるものばかりでは煮詰めた砂糖菓子にはちみつとコンデンスミルクをぶっかけた甘ったるいものとなり、体に良くない。そこで表向きは流行りものと見せかけて、中身に苦味を加えることが多い。たとえ通じるものはあっても、そういうことをすると毛嫌いされるので程々がよろしいのかしらん。






質問10

「仮に自作品の出版やメディアミックスが行われるとしたら、ぜひ携わってほしいと妄想するクリエイターやアクターはいる?(例:映画監督・映像作家、アニメやゲームの制作スタジオ、俳優・声優、作曲家・音楽グループ、漫画家・イラストレーター・デザイナー、小説家・脚本家etc……)」


回答10

・以前はいたけれど、是非にとなると最近は思い浮かばない。







質問11

「小説執筆以外で、『これに関しては一般の人よりちょっと詳しいかも』と言える趣味や特技、専門知識などはある?」


回答11

・ある。







質問12

「自分の創作活動や創作物において、小説以外のもの(映画・音楽・絵画など他のカルチャーや、人間関係、勉強・研究・仕事、忘れられない思い出等々の実体験まで含めて)から受けている影響やモチベーションはある? ※最大3つぐらいまで」


回答12

・動画。音楽。思い出。






質問13

「ものを書き続ける限り永遠に追求していきたい、もしくは自分のどの作品にも通底する(自分の作品とは切っても切り離せない)と思うテーマやメッセージはある?」


回答13

・ある。







質問14

「これから自作品を読む読者の方に、ぜひ楽しんでほしい、楽しませる自信があるポイントは?」


回答14

・わたしに限らず、どんな作品や出来事、日常の体験からでも学ぼうとする気概や楽しもうとする気持ちがあれば、楽しむことができるでしょう。敢えていうなら、読む前よりはちょっとは賢くなった気になるような知識なりなんなりが多少なりとも含まれているところでしょうか。







質問15

「最後に。これまでの回答内容も踏まえつつ、改めて自作品を深く、そして熱っぽくお薦めしてください! ※Q2と同じ作品でも、複数の作品でもOKです」


回答15

・空飛び猫の月姫

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894209346


・生きている中、独りでいると振り返る瞬間が必ず訪れ、心残りが現れます。これまでの生き方が酷くつまらないものに思えたとき、二度とは戻れない青春に心を馳せ、今とは違う生き方を願う瞬間があります。誰しもが「今」をまっすぐに全力で駆け抜けることしか出来ないと気づくまで。

 転生や転移をしてこの世界から抜け出すことばかり考えるよりも、「あなたにしかできない」一度きりの人生を精一杯生きてもらいたい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

15の質問 snowdrop @kasumin

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ