小学生の子供が近隣で起きる事件を追いかける短編。展開が早くて物語の構成もうまく、次が気になってすぐに最後まで読むことができた。声を失ったあっくんとヒロイン・遥との会話が小気味良い。個人的に一人称語りが親しみやすく気に入った。子供だからこそ達成できる物語だ。まったく、小学生は(以下略
実際に声が出ないと、たいていの人は手話など知らないし、文字がないとコミュニケーションをとれないのだろう。それがどう物語に関わるのか、といった感じです。
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