魔術師の少年と遺物の少女の因果が結ぶ物語

主人公はブリタニア王立魔導学園に所属し、魔術科の臨時講師も務めている少年、双魔。
彼はある日、学園長に呼び出されて、世界を滅ぼす程の力を持つと言われる神話級の遺物である少女、ティルフィングと契約する。


三部の途中まで拝読している所ですが、遺物と主人がパートナーになる、という設定がとても格好良くて楽しく、それぞれのペアの関係性なども違っていて、読んでいるうちにどんどん引き込まれていきます!
戦闘場面も主人公さんが植物にまつわる魔術を使うのが新鮮で格好良いですし、主人公さんの覚醒場面などは驚く展開が待っているので、是非読んで確かめてみて欲しいです!

個人的に推したいのは二部の京都編で、京都の街並みや食事など、それまで主人公達がいた環境とは異なりぐっと読者の日常に近い世界になるので、読んでいる内に親近感を覚えるのではないでしょうか。
そして私の推しの二章のヒロインであり、主人公の双魔くんの幼馴染である鏡華ちゃんが一途でおっとりかわいいお姉さんでとってもかわいいです!
いざという時には肝が据わった態度で立ち向かえるギャップもあって素敵なので、京都編は特に読んでみて欲しいです…!

他にもかわいいヒロインさん達が出てくるのですが、それぞれ個性豊かでとても魅力的で、ヒロインさん達一人一人にスポットを当ててしっかり書かれていらっしゃるので、きっと読んだ方にも推しになるヒロインさんが見つかるのではないでしょうか。

テンションが低くのんびりしている双魔と、天真爛漫で元気いっぱいの少女ティルフィング。
因果が結ぶ二人の物語がどう進んでいくのか、この先もとっても楽しみな作品です!

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