カーキ色の軍服
阿部善
カーキ色の軍服
『赤い
私が長年
だが、その私ももう
ここ新潟県は、元々、ソ連では無くアメリカに
我が一族は代々、
しかし、実際に入隊して、北日本政府や軍の
けれども、それでも平等の理想に対する
もう北日本国家は存在しない。平等の理想は
ベトナムで、平等の理想を追い求めてきた人々の理想を、その
外に出て、畑に目をやると、芽の
家にある古くなった
私は家の壁に掛けてあったカーキ色の軍服から、ボタン等の金属製の部品を取り外して、火にくべた。みるみる内に、カーキ色の軍服は燃えていった。さよなら、我が思い出の軍服よ。燃え上がる煙は、天にまで届きそうな勢いだった。
カーキ色の軍服 阿部善 @Zen_ABE
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