第7話:王都へ
相変わらずまともな構成作れない。
あ、お久しぶりです。
夏休みとはいえバイトをぎゅうぎゅうに詰め込んだので反動で遊びほうけてまして…あ〜、パソコン買ったら復帰する。
※なろうではこの話を2019年 08月25日 01時42分に投稿しておりその当時の話です。
===
何やかんやあって冒険者としてになる許可を得たわけですが…よくよく考えたら5歳でギルド登録とか出来るの?って疑問がでたわけ。
当然無理だと。
今までの努力は無駄でしたか。そうですか。
と、思えば。
父も学園長も王と密接な関係。許可証だの信任証(?)だの書けばどうにでもなるとかで問題は即解決でしたとです。
すごい家に生まれたなって。
5歳の誕生日の翌日、リアと共に家を出た。
結婚でもしない限り家から離れてもその家の者として認められるらしい。凄いね。
逆を言えば私は結婚するか、身も蓋もなく言えば父や家引き継ぐ長男が堕落でもしない限り剣士として有名なレイヤ家の娘な訳で…刀使いなんですけど。
一応申請して切り離すこともできるけどそのためには家長である父の許可が欲しくなる。
で、その父は各所への通達面倒かつアレでも案外親バカの部類なので即却下するのが目に見えているという。
まぁ、逆を言えば父から勘当されない限り功績あげればレイヤ家の格は上がるし、権力問題も辺境伯レベルまでは突破可能な訳だから、デメリットよりメリットを強くしないとねって。
そのためにさっさとギルド行きます目指すは王都です。
最大レベルの闇属性って便利だよ。ほかの属性でできることを闇だけで完結できるから。
ビックリだよね。
おかしいなぁ。
光要らなかったんじゃない?
あ、いやいや、あるに越したことはないよ。
そう思いながら《負担抹消》からの《身体強化》からの《脚力強化》で馬車より早い移動を行っているわけで。
え、闇じゃなく無いって?
いやぁ、これが闇なんだよなぁ。
原理はかなり無茶苦茶なんだけどね。
闇は、闇だよ。
さて、私は先述の魔法で高速移動してるんだけど、リアはリアで恐ろしい話でね、女神特権で飛行魔法標準装備、風魔法と元々適正である支援魔法を自身にかけて余裕で私についてきているわけで。
こうして馬車も何台か追い越してるけど…これ問題にならないよね?闇属性の本領発揮な気配遮断魔法もしてるけど出来てるよね?
「闇属性最大レベルの気配遮断を易々と破られたらたまったもんじゃないわ…」
というのがリアの答えなのでまぁ問題ないでしょう。
果ては転移魔法創れとか言ってるけどリアは持ってるの?
「普通は仮にも神な以上転移とかは制限は有るけど、今回何故かそこら辺の制限が比較的緩めになのよね。どう考えても誰かさんの力以外考えられないけど。あ、誰かさんってのは創造神よ。あと明らかに何かあるパターン見え見えだから創造神信仰してる教会へ行くのも割と急務って事で。」
一瞬で誰かさんという言い方の意味を叩き潰さないで?
うーん、教会行きたくないなっ!
「どちらにしても、私は報告義務があるから嫌でも行くわよ?」
リアはでしょ?
「もちろん、ついでに頼まれたら断れないわよ?創造神の方が権力全然上だし。」
それかりに私が付いて来ても断れないのでは
「…諦めなさい。」
…。
そうこう言っているうちに関所が見えてきた。
そう、関所である。もちろん王都はまだ遠い。
そう言えば王都へ入る許可証は貰ったけどほかの領への許可証は無いんだけど。
「飛べば?」
そっか。
って、飛行スキルなんて私もってな『創造スキルの能力により、《スキル:飛行》を入手しました。』
なにその待ってましたとばかりの発動。
まぁいいや。飛行は魔力食うって言うし…《魔力消費軽減》しておいてからの《飛行》…うわぁ、浮遊感凄い。
ふわふわ〜
「さて、これでショートカットよ!」
真面目に通行する気はゼロだとです…。
まぁ私もそんな気は無いけど。
で、辺境から王都までドンドンショートカットして体感5分で王都へ到着。
早過ぎない?
「あなたが神に匹敵するスピード持ってるだけよ。」
え、あ、そう。
で、人気のない所で降りて気配を解除、からの突然待ってましたとばかり現れた、キモイ笑みを浮かべた変な男達を切り裂いて王都へ走る。
と、あの行列だ、少しでも早く並ばないとどれだけ時間かかるものか…。
「え?そっち商人用よ?」
「へ?」
「商人と一般人混ぜたらそりゃあ混雑が加速するし、分けるのは当然でしょ?」
確かに言われてみれば、というわけで誰も居なくて気づかなかった一般人向けの入口へダッシュ。
「身分証を出せ」
と言うので
「えーっと、身分証無いのですがこれではダメですか?」
と言い関所用の許可証を提示
「え?へ、辺境伯のお嬢様?果ては辺境伯だけでなく国立魔法学園学園長のサイン付き???」
案の定と言えば案の定だけど非常に困惑された。
まぁとりあえず気になるのは
「とりあえず冒険者やりに来たのでお嬢様扱いはやめて貰えませんか?」
「え…?あ〜、他ならぬ本人が言うなら…というか冒険者やりに来たならあなたの住んでいる領とここまでの間にひとつは絶対ギルドありますよね?普通そこで登録して身分証代わりの冒険者カード貰いますよね???お嬢様扱い嫌なら真っ先にそうすべきでは?そもそも、下手すれば身分証無くても通れないことも無いのに何故許可証をあの辺境伯は…しかも学園長まで…はっ!?親バカというやつか!?!?」
あ〜、何も考えてなかった、そんな手もあったね。
そして父の親バカ伝説が増えた。
「くっ…不覚…」
と、リアはくっ殺の派生みたいなセリフ。
「で、これあれば通れますよね?」
話進まないので確認。
「ええもちろん!というかその書類、下手すれば王都どころか王城すら入りやすさが変わりますよ!?辺境伯もそうだが学園長の承認まであるとなるともうそれはそれは…」
何をどうしたらそんなにとんでもない権力が発生するのか聞いておけばよかった。
「と、とにかくお入りください!あとギルドカードはさっさと取得するに限ります!」
「わかりました。ありがとうございます。」
ここはおしとやかにお礼言って…ササッとギルドへ!
入ったはいいけどテンプレしっかりなぞったかのような薄気味悪い笑み浮かべた新人殺しらしき冒険者が立ち塞がったので…突き飛ばしました。
さて、これで綺麗に注目集めてしまったのでさっさと受け付けに走り込みましょうそうしましょう…。
はぁ…テンプレってなんだっけ。
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