第2話:迷いに迷いしスキル決め
グダグダしてるけどまぁ、よくある感じのスキルをササッと。
===
「はぁ?じゃないの。もう転生始まってるし今更辞められないからね?さっさとスキル決めた方が身のためよ?転生先は勿論剣と魔法の世界なんだから。というか魔法のない世界の方がかなり珍しいのよねぇ…」
なんか爆弾発言が増えている気がする。
爆弾発言という単語がゲシュタルト崩壊しそう。
「しかもスキルは選び放題よ。それこそ死に方があんまりひどかったからって慈悲がね...まぁあんまり強すぎたら神の方で付与する前に調整されるし、とにかく好きな物選んで選んで〜」
選び放題って…いくら調整効くからってそれは…あれ、もしかして
「じゃあ全部はd」
「それは流石にまず過ぎるので却下。いや、正確には実現はできるけど一つ一つが使い物にならないスキルにまで能力落ちるけどいい?」
うわぁ。それはいやだ。
ならどうしよう
…あっ
「眼鏡ってある?長方形で黒いの。」
「あるわよ?」
「ならそれ、今すぐ」
「え、あ、わかったわ。スキルじゃないけど...」
とりあえず思い出したのは眼鏡を無駄に気に入っていたことだった。眼鏡が本体。
例の女性から眼鏡を受け取りもう一度スキル選びに専念。
闇魔法とか面白そうだし闇を強めに…勿論全属性適正は持たせておこう。あ、回復は光だっけ?光も強めに設定しておこう。あ、違う聖属性だ...って闇選んでるとだめかぁ。なら光でいいや。
強めとか弱めとか決められるけど調整くらったらこれの意味ない気がするけど…
「調整くらうとか余程調子に乗ったスキル構成してた時ぐらいで稀な方だからね?普通は決めたとおりに調整されるわ。」
あっはい。
次にスキル...多すぎて迷う…というか全部魅力的だからどちらかと言うと切り捨てを考えるのがきついとなぁ…。
あっ、お色気スキルは要らないや。ていうかなにそれ。
別に異性を誘惑する気は無いし。情報収集には便利...あ、だめだこれ強すぎて簡単に一線超えちゃう。恋愛専用だ。
あとは、経験値倍化に経験値同数共有…私でもわかる。これは欲しい、ほら、ほとんどの転生小説にもあったし、実際役立つし?
「奥深くに隠しても異世界小説とやらを読んでる人はすぐ見つけちゃうスキルなのよね。一応転移か転生限定のレアスキルの筈なんだけど…」
でも私は取るよ。何がなんでも。
「取る取らないにはとやかく言わないわよ。」
そうですか。
あとは…どういう戦闘方針かでかなり変わるなぁ。
とりあえずゲームでよく使ってた刀でも持とうかな… ついでにその手のゲームではよく刀系統のジョブの時セットで付いてくる弓矢も。
「ん、その世界刀無いわよ」
嘘でしょ
「本当よ」
うーん、剣はなんか違うような…いっそ刀という概念をたたき出す?異世界チートでそれぐらいどうにかならない?銃持ち出してる小説あったし。
あ、とりあえず機敏あげるようなやつと技量上げるようなやつ取っておこう。
あとは鍛冶スキル取って上位ランクになるようにして、あと…わぁすっごい、設計スキルに想像反映?なんじゃそりゃ?
「あなたが今構成しようとしてるスキルには必須だと思うわよ。脳内の想像を何らかの手段で反映できるの。ほかのスキルと組み合わせて使うのが基本ね。想像したものをそのスキル使って鍛冶スキルとかも合わせて設計したり作成したり」
そりゃあ欲しいね。
これで刀を想像してごちゃごちゃすると刀が作れる?
「材料は自分で調達よ。超強力なスキルでも手に入れば別だけど流石にそれはあなたでも選べないっぽい?」
それはさすがに当たり前だと思う。
ついでに刀といえばさっきも行った通り、弓だよね。
千里眼と属性付与といううってつけのスキルがあったのでしっかり回収しましょう。
あっと、刀用のスキルを忘れていた。
でも限度越しそうだし刀専用なんてものがないから…
剣用のスキルから色々回収しよう。多分流用できる…うわぁ、ごちゃごちゃして迷うよ…。
まてよ、もしかしなくても剣用スキルは地雷かな?
刀として使いたいのに刀の概念がない以上刀なのに剣と認識されて剣の扱い方しか出来ないとかありそう…いや、わからないけど。
うーん…刀スキルがないのはキツイかなぁ、やっぱ。
「う〜ん、それこそ想像反映の最終進化の創造スキルでもあればなんだけどねぇ〜」
はぁ。
あれっ、なんかリストの上の方にめっちゃ主張してくるスキルが...待って、創造スキルあるじゃん。
「えっ?あったの?創造スキル」
なんかさっきまでなかった気がするけどあったものはあった。
「......さぁ取った取った!それさえあれば多分この異世界生活勝ち組よ!!!」
言われるがままに、というか実際欲しいので回収。
なんかだんだんこの人テンションがおかしくなってない?
「さて、創造スキル取ったしもう他は後でもどうにかなるしいいよね?さぁ異世界へ」
待って!?
あと二つ!
鑑定と隠蔽を最高段階で!
「レッツゴー!」
世界がまた眩しくなって…私はまた気を失った…。
===
創造スキルは頭の足りない作者にとっては必須な存在だったりする。
みんなどうやって世界観あんなに細かく決めてるのかわからない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます