さすが。藤浪保の世界観。

  • ★★ Very Good!!

もう3月1日になった。

もし1日早く読んでいたら、「薬草入りの蝋燭」を探そうと、真剣に元ネタはなんだろう?と遠野物語とか小松和彦とか、図書館に探しに行ったと思う。

タイトルも、語り口も、表現されてる世界も面白い。続きを読みたいとかじゃなく、短編であっさり終わっているのも、すっきりとキリが良い。

本当に元ネタがあるのかはわからないが、切り口、アイデアが秀逸。

日本土着の民俗学で来た。一本取られた。

これからもこういうのが読みたい。